コンフィグレーションガイド Vol.3

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10.2.1 コンフィグレーションコマンド一覧

OSPF基本機能のコンフィグレーションコマンド一覧を次に示します。

表10-4 OSPF適用に関係するコンフィグレーションコマンド一覧

コマンド名 説明
disable OSPF動作の抑止を設定します。
ip ospf area インタフェース単位でのOSPF動作制御を設定します。
network OSPFが動作するネットワークアドレス範囲(アドレスとワイルドカードマスク)と,所属するエリアIDを設定します。
router-id ルータID(ルータの識別子)を設定します。

表10-5 AS外経路広告に関係するコンフィグレーションコマンド一覧

コマンド名 説明
default-metric 宛先までのメトリックとして,固定の値を設定します。
suppress-fa フォワーディングアドレスの広告の抑止を設定します。
distribute-list out (OSPF) 広告する経路を制御するための再配布フィルタを設定します。
redistribute (OSPF) AS外経路広告を行うための再配布フィルタを設定します。

注※
コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.3 14. 経路フィルタリング(IPv4/IPv6共通)」を参照してください。

表10-6 経路選択や経路学習に関係するコンフィグレーションコマンド一覧

コマンド名 説明
distance ospf OSPF経路のディスタンス値を設定します。
ip ospf cost コスト値を設定します。
maximum-paths イコールコストマルチパスの最大パス数を設定します。
timers spf LSAの生成や学習からSPF計算までの遅延時間および実行間隔を設定します。
distribute-list in (OSPF) AS外経路の学習抑止を設定します。

注※
コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.3 14. 経路フィルタリング(IPv4/IPv6共通)」を参照してください。

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