コンフィグレーションガイド Vol.2

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16.1 解説

本装置は装置モデルごとに必要な電源個数が異なります。装置と電源数の対応について次の表に示します。

表16-1 PS(AC電源)必要実装数

装置モデル PS基本構成時 PS冗長時
AX6708S 4 8
AX6604S 2 4
AX6608S 2 4
AX6304S 2 4
AX6308S 2 4

表16-2 PS(DC電源)必要実装数

装置モデル PS基本構成時 PS冗長時
AX6708S 2 4
AX6604S 1 2
AX6608S 1 2
AX6304S 1 2
AX6308S 1 2

PS基本構成時を下回る電源数では,装置を起動できません。また,運用中に電源障害が発生した場合など,動作可能な電源数が下回ると,装置を正常に運用できなくなります。

AC電源とDC電源は同一筐体に混載することはできません。

PS冗長構成時の電源を実装して運用している場合には,電源に障害が発生し電力供給が停止したとしても,自動的に残りの電源で負荷バランスを行い,安定供給できます。また,障害となった電源は装置を運用したままで交換できます。

PSの実装数が基本構成時の実装数を超え,PS冗長時の実装数に満たない場合は,冗長電源部の異常として取り扱います。

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