コンフィグレーションガイド Vol.2

2.1.7　アクセスリストロギングの注意事項

• 暗黙の廃棄で検出したパケットはアクセスリストロギングの対象としません。
• アクセスリストロギングの収容数を超えた場合は，アクセスリストログ情報を新たに登録しません。このため，アクセスリストログを出力しません。
• アクセスリストロギングを使用した場合，マルチキャストのランデブーポイントで受信できるPIM-Registerパケット数の上限値には，次の値が適用されます。
  
  • IPv4の場合，コンフィグレーションコマンドip pim rate-limit register-receiveの指定値に関係なく，ip pim rate-limit register-requestコマンドで設定した値
  • IPv6の場合，コンフィグレーションコマンドipv6 pim rate-limit register-receiveの指定値に関係なく，ipv6 pim rate-limit register-requestコマンドで設定した値
• アクセスリストロギングを使用している場合，次のMIBではアクセスリストロギングの対象となったパケットはカウントされません。
  
  • ipInDiscards
  • ipOutDiscards
  • ipv6IfStatsInDiscards
  • ipv6IfStatsOutDiscards
• sFlow統計を有効にしているポートに対してアクセスリストロギングを有効にした場合，アクセスリストロギングの対象となった廃棄パケットはVLAN統計の廃棄パケット数にカウントされません。
• 系切替後およびアクセスリストロギングプログラムの再起動後，syslogおよび運用ログへのログ出力を開始します。このとき，画面へのログ出力は停止します。

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