コンフィグレーションガイド Vol.2

[目次][索引][前へ][次へ]


1.1.2 フロー検出

フロー検出とは,フレームの一連の流れであるフローをMACヘッダ,IPヘッダ,TCPヘッダなどの条件に基づいて検出する機能です。アクセスリストで設定します。アクセスリストの詳細は,「1.1.5 アクセスリスト」を参照してください。

本装置では,イーサネットインタフェース・VLANインタフェースで,イーサネットV2形式およびIEEE802.3のSNAP/RFC1042形式フレームのフロー検出ができます。インタフェースには,検出する中継種別ごとにレイヤ2中継のフロー検出,レイヤ3中継のフロー検出をそれぞれ設定してください。

フローモードのフロー検出拡張モードを設定した場合は,中継種別ごとのフロー検出に加えて,レイヤ2中継とレイヤ3中継の両方を対象にしたフロー検出を設定できます。

レイヤ2中継は,次のフレームが該当します。

注※
宛先MACアドレスが自装置のMACアドレスである非IPパケット

レイヤ3中継は,次のフレームが該当します。

注※
宛先MACアドレスが自装置のMACアドレスで,かつ宛先IPアドレスが自装置のIPアドレスであるIPパケット

[目次][前へ][次へ]


[他社商品名称に関する表示]

All Rights Reserved, Copyright(C), 2006, 2018, ALAXALA Networks, Corp.