コンフィグレーションガイド Vol.1

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25.3.3 Ring ProtocolとPVST+との併用設定

[設定のポイント]
Ring ProtocolとPVST+とを併用する場合は,併用したいVLAN IDをVLANマッピングに設定する必要があります。その際,VLANマッピングに指定するVLAN IDは一つだけです。VLANマッピングに対して,PVST+と併用するVLAN以外のVLAN IDが設定されている場合,そのVLANではPVST+が動作しません。

[コマンドによる設定]
  1. (config)# axrp vlan-mapping 1 vlan 10
    VLANマッピングIDを1として,PVST+と併用するVLAN ID 10を設定します。
     
  2. (config)# axrp vlan-mapping 2 vlan 20,30
    VLANマッピングIDを2として,Ring Protocolだけで使用するVLAN ID 20および30を設定します。
     
  3. (config)# axrp 1
    (config-axrp)# vlan-group 1 vlan-mapping 1-2
    VLANグループ1に,VLANマッピングID 1および2を設定します。
     

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