コンフィグレーションガイド Vol.1

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22.4.2 PVST+の設定

[設定のポイント]
動作モードpvst,rapid-pvstを設定するとポートVLANで自動的にPVST+が動作しますが,VLANごとにモードの変更やPVST+の動作,停止を設定できます。停止する場合は,no spanning-tree vlanコマンドを使用します。
VLANを作成するときにそのVLANでPVST+を動作させたくない場合,no spanning-tree vlanコマンドをVLAN作成前にあらかじめ設定しておくことができます。

[コマンドによる設定]
  1. (config)# no spanning-tree vlan 20
    VLAN 20のPVST+の動作を停止します。
     
  2. (config)# spanning-tree vlan 20
    停止したVLAN 20のPVST+を動作させます。
     

[注意事項]
  • PVST+はコンフィグレーションに表示がないときは自動的に動作しています。no spanning-tree vlanコマンドで停止すると,停止状態であることがコンフィグレーションで確認できます。
  • PVST+は最大250個のポートVLANまで動作します。それ以上のポートVLANを作成しても自動的には動作しません。

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