コンフィグレーションガイド Vol.1

17.4.5　LACPモニター機能のコンフィグレーション

［設定のポイント］

チャネルグループにLACPモニター機能を設定します。本機能は，スタティックリンクアグリゲーションだけで使用できます。本機能に必要なLACP送信間隔およびLACPモニター機能の設定は，いったんshutdownコマンドでチャネルグループを停止状態（Disable）にしてから設定することをお勧めします。

LACPDUの送信間隔は，long（30秒）とshort（1秒）のどちらかを選択します。デフォルトはlong（30秒）です。受信監視時間は，LACP送信間隔の3倍（3秒または90秒）で動作します。

［コマンドによる設定］

1. (config)# interface port-channel 10
   チャネルグループ10のポートチャネルインタフェースコンフィグレーションモードに移行します。
   　
   
2. (config-if)# shutdown
   チャネルグループ10を停止状態（Disable）にして通信を停止します。
   　
   
3. (config-if)# channel-group periodic-timer short
   チャネルグループ10の対向装置が本装置に向けて送信するLACPDUの間隔をshort（1秒）に設定します。
   　
   
4. (config-if)# channel-group monitor-lacp
   チャネルグループ10にLACPモニター機能を設定します。
   　
   
5. (config-if)# no shutdown
   チャネルグループ10の停止状態を解除して，本機能による監視を開始します。
   

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