コンフィグレーションガイド Vol.1
無停止ソフトウェアアップデートを行うための条件を次の表に示します。
表15-2 無停止ソフトウェアアップデートの適用条件
項目 適用条件 装置構成
- AX6700Sの場合
BCUの二重化構成であること
BSUを2枚以上実装していること
- AX6600Sの場合
CSUの二重化構成であること
- AX6300Sの場合
MSUの二重化構成であること
バージョンダウンの場合,アップデート後のソフトウェアバージョンで未サポートのハードウェア(例えば,BCU,BSU,CSU,MSU,NIF)を使用していないこと。 サポート機能 通信無停止の系切替をサポートしている機能を使用していること。詳しくは,マニュアル「コンフィグレーションガイド Vol.2 17.1.5 系切替時の通信無停止対応機能一覧」を参照してください。 バージョンダウンの場合,アップデート後のソフトウェアで未サポートの機能を使用していないこと。 ソフトウェアバージョン
- AX6700SおよびAX6300Sの場合
Ver.10.3.C以降であること。アップデート前,アップデート後ともにVer.10.3.C以降である必要があります。
- AX6600Sの場合
Ver.11.1以降であること。アップデート前,アップデート後ともにVer.11.1以降である必要があります。
アップデート作業前に,運用系,待機系ともに同じバージョンのソフトウェアで動作していること。 コンフィグレーション ランニングコンフィグレーションとスタートアップコンフィグレーションが一致している状態であること。 運用系システムと待機系システムのスタートアップコンフィグレーションが一致している状態であること。 ライセンスキー 運用系システムと待機系システムのライセンスキーが一致している状態であること。
なお,ライセンスキーはキー入力だけでは反映されません。装置再起動後にライセンスが適用されます。ライセンスの適用状態はshow licenseコマンドの「Available:」を確認してください。
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