コンフィグレーションガイド Vol.1

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12.4.2 入気温度の監視レベルと動作

入気温度の監視レベルと動作を次の表に示します。

表12-28 監視レベルと動作

入気温度 監視レベル システムの動作 ファンの回転
2℃ 低温注意レベル 運用を継続して,ログを出力します。 通常
5℃ 低温注意回復レベル 運用を継続して,ログを出力します。 通常
40℃ 高温注意回復レベル 運用を継続して,ログを出力します。 通常
43℃ 高温注意レベル 運用を継続して,ログを出力します。 高速
55℃ 高温警告回復レベル 運用を継続して,ログを出力します。 高速
58℃ 高温警告レベル 運用を継続して,ログを出力します。 高速
65℃ 高温停止レベル ログを出力して装置を停止します。自動復旧はしません。

(凡例)−:該当なし

注※ AX6600S/AX6300Sの場合,運用系で測定した温度でファンを制御します。


高温停止レベル検出時の動作を次に示します。

AX6700Sの場合

BCUが一重化の場合
ログを出力して装置を停止します。

BCUが二重化で,BCU1が運用系の場合
ログを出力してBCU2を停止(電源OFF)し,一重化で運用します。
その5分後からBCU1で入気温度の監視を開始して,さらに高温停止レベルを検出した場合,ログを出力して装置を停止します。

BCUが二重化で,BCU2が運用系の場合
ログを出力してBCU2を停止(電源OFF)します。系切替をしてBCU1が運用系となり,一重化で運用します。
その5分後からBCU1で入気温度の監視を開始して,さらに高温停止レベルを検出した場合,ログを出力して装置を停止します。

AX6600S/AX6300Sの場合

CSU/MSUが一重化の場合
ログを出力して装置を停止します。

CSU/MSUが二重化で,運用系で検出した場合
ログを出力して運用系を停止します。系切替をして一重化で運用します。
さらに新運用系で高温停止レベルを検出した場合,ログを出力して装置を停止します。

CSU/MSUが二重化で,待機系で検出した場合
ログを出力して待機系を停止し,一重化で運用します。
さらに運用系で高温停止レベルを検出した場合,ログを出力して装置を停止します。

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