コンフィグレーションガイド Vol.1
入気温度の監視レベルと動作を次の表に示します。
表12-28 監視レベルと動作
入気温度 監視レベル システムの動作 ファンの回転※ 2℃ 低温注意レベル 運用を継続して,ログを出力します。 通常 5℃ 低温注意回復レベル 運用を継続して,ログを出力します。 通常 40℃ 高温注意回復レベル 運用を継続して,ログを出力します。 通常 43℃ 高温注意レベル 運用を継続して,ログを出力します。 高速 55℃ 高温警告回復レベル 運用を継続して,ログを出力します。 高速 58℃ 高温警告レベル 運用を継続して,ログを出力します。 高速 65℃ 高温停止レベル ログを出力して装置を停止します。自動復旧はしません。 − (凡例)−:該当なし
注※ AX6600S/AX6300Sの場合,運用系で測定した温度でファンを制御します。
高温停止レベル検出時の動作を次に示します。
- AX6700Sの場合
- BCUが一重化の場合
- ログを出力して装置を停止します。
- BCUが二重化で,BCU1が運用系の場合
- ログを出力してBCU2を停止(電源OFF)し,一重化で運用します。
- その5分後からBCU1で入気温度の監視を開始して,さらに高温停止レベルを検出した場合,ログを出力して装置を停止します。
- BCUが二重化で,BCU2が運用系の場合
- ログを出力してBCU2を停止(電源OFF)します。系切替をしてBCU1が運用系となり,一重化で運用します。
- その5分後からBCU1で入気温度の監視を開始して,さらに高温停止レベルを検出した場合,ログを出力して装置を停止します。
- AX6600S/AX6300Sの場合
- CSU/MSUが一重化の場合
- ログを出力して装置を停止します。
- CSU/MSUが二重化で,運用系で検出した場合
- ログを出力して運用系を停止します。系切替をして一重化で運用します。
- さらに新運用系で高温停止レベルを検出した場合,ログを出力して装置を停止します。
- CSU/MSUが二重化で,待機系で検出した場合
- ログを出力して待機系を停止し,一重化で運用します。
- さらに運用系で高温停止レベルを検出した場合,ログを出力して装置を停止します。
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