ハードウェア取扱説明書

目次前へ次へ

4.5.2 AX6604S(サポートブラケットを使用する場合)

サポートブラケットはAX6604Sのみに対応しています。AX6604S以外には使用しないでください。AX6604S以外の装置に使用した場合,落下・転倒などにより,けがの原因となります。

サポートブラケットを使用して装置をラックに搭載する場合,装置本体の荷重は,ラック取り付け金具とサポートブラケットのみで支えます。ラック取り付け金具とサポートブラケットのネジはしっかりと締めてください。

【ステップ1】

ブラケットL,Rをラックに取り付けます。

ブラケットL,Rの取り付け位置については,「図4-11  サポートブラケットの取り付け位置」を参照してください。

図4-10 ブラケットの取り付け
(1) ブラケットL
(2) ブラケットR
(3) ラック付属のネジ(M5またはM6 4本)

ブラケットを取り付けるには,ラック付属のM5またはM6のネジを使用してください。

図4-11 サポートブラケットの取り付け位置
(1) サポートブラケット
(2) ラックの柱

図中の - - - はU(ユニット)の境界を表します。
サポートブラケットの上面がU(ユニット)の境界にくるように取り付けてください。

【ステップ2】

ブラケットL,RにクロスバーAを取り付けます。

図4-12 クロスバーAの取り付け
(1) クロスバーA
(2) サポートブラケット付属のネジ(M4X10 2本)

クロスバーAを取り付けるには,サポートブラケット付属のM4のネジを使用してください。

【ステップ3】

装置をラックに搭載します(装置本体の取っ手と装置下面を持ち,サポートブラケットの上に水平に搭載してください)。

図4-13 ラックへの搭載

AX6604S本体の質量は最大で45kgです。設置および運搬作業は3人以上で行なってください。3人に満たない人数で作業を行なった場合,落下・転倒により,重傷を負うおそれがあります。

装置前後を支えながら水平に搭載してください。装置が傾くと,落下・転倒などにより,けがの原因となります。また,同じラックに搭載されている他の機器を破損させるおそれがあります。

移動させる場合は,ファンユニットの取っ手や電源機構の取っ手は持たないでください。取っ手が外れて装置が落下し,けがの原因となることがあります。また,ファンユニットや電源機構が変形したりして,火災・感電の原因となることがあります。

高い場所への設置作業には,ハンドリフタなどのハンドリング装置をお使いいただくことをお奨めします。

【ステップ4】

装置をラックに固定します(ラックの柱にネジで止めます)。

図4-14 装置本体の固定
(1) ラック付属のネジ(M5またはM6 4本)

ネジを締め終わるまでは装置前後を支えておいてください。装置が傾くと,落下・転倒などにより,けがの原因となります。また,同じラックに搭載されている他の機器を破損させるおそれがあります。

本体をラックに固定するには,ラック付属のM5またはM6のネジを使用してください。

【ステップ5】

クロスバーBをつまみネジで装置下面に取り付けます(ご購入時に装置に取り付けられているラック取り付け金具を使用している場合は取り付け穴1を,ラック取り付け金具BRK-11を使用している場合は取り付け穴2を使用します)。

図4-15 クロスバーBの取り付け
(1) 取り付け穴1
(2) 取り付け穴2
(3) クロスバーB
(4) つまみネジ

つまみネジは,手でしっかりと締めてください。

目次前へ次へ

[他社商品名称に関する表示]

Copyright © 2009, ALAXALA Networks Corporation. All rights reserved.