ハードウェア取扱説明書

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3.3.2 運用端末をMANAGEMENTポートに接続する場合

(1)  運用端末

運用端末を本装置のMANAGEMENTポートに接続する場合には,以下に示す機能をサポートするパーソナルコンピュータまたはワークステーションを準備してください。

表3-15 運用端末(MANAGEMENTポートに接続する場合)
項 目
仕 様
通信ポート
10BASE-T/100BASE-TXポート
通信ソフト
Tera Term Pro(Version 2.3)またはその他のtelnetクライアント
ftpクライアント*1
通信手順
telnet,ftp

*1 ソフトウェアおよびダンプファイルの転送に使用します。

(2)  UTPケーブル(10BASE-T/100BASE-TX)

運用端末を本装置のMANAGEMENTポートに接続する場合には,「表3-16  MANAGEMENTポート物理仕様」に示すUTPケーブルを準備してください。

表3-16 MANAGEMENTポート物理仕様
項目
物理仕様
10BASE-T
100BASE-TX
カテゴリ
カテゴリ3以上
カテゴリ5以上
伝送距離(最大)
100m
100m

本装置のMANAGEMENTポートはAuto MDI/MDI-X機能をサポートしています。
Auto MDI/MDI-X機能が有効になっているときは,接続相手によらず,ストレートケーブル,クロスケーブルのどちらでも接続することができます。

Auto MDI/MDI-X機能が有効になるのは,MANAGEMENTポートにオートネゴシエーションが設定されている場合です。
工場出荷時はオートネゴシエーションに設定されています。

Auto MDI/MDI-X機能が無効になっているときは,本装置のMANAGEMENTポートはMDI固定となります。
接続相手のポートがMDIの場合はクロスケーブルを,MDI-Xの場合はストレートケーブルを使用してください。
なお,Auto MDI/MDI-X機能が無効になっているときのMANAGEMENTポートのピン配置については下表を参照してください。

表3-17  MANAGEMENTポートのピン配置
RJ45
ピン番号
物理仕様
10BASE-T
100BASE-TX
1
送信(+)     (A)
送信(+)     (A)
2
送信(-)      (a)
送信(-)     (a)
3
受信(+)     (B)
受信(+)     (B)
4
未使用*1      (C)
未使用*1     (C)
5
未使用*1      (c)
未使用*1     (c)
6
受信(-)      (b)
受信(-)     (b)
7
未使用*1     (D)
未使用*1     (D)
8
未使用*1     (d)
未使用*1     (d)

*1 4対8芯のものを使用する場合は接続してください。

*2 ツイストペア線であるため,4対8芯の場合は(A)と(a),(B)と(b),(C)と(c),(D)と(d)を,2対4芯の場合は(A)と(a),(B)と(b)をペアにしてください。

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