ハードウェア取扱説明書

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1.5.2 ダブルサイズ

ダブルサイズのネットワークインタフェース機構の外観を以下に示します。

図1-31 外観
(1) 取り付けネジ
(2) レバー
(3) インタフェースポート

(1)  NH1G-48T

NH1G-48Tは以下のハードウェア仕様を備えたネットワークインタフェース機構です。

正面外観を以下に示します。
LEDについては,「表1-20  LEDの表示について」を参照してください。
図1-32 正面外観
(1) LINK/TR LED
(2) STATUS LED
(3) イーサネットポート(10/100/1000BASE-T)
表1-20 LEDの表示について
名 称
種 類
状 態
内  容
STATUS
LED: 緑/橙/赤
ネットワークインタフェース機構の動作状態を示す。
緑点灯: 動作可能。
橙点灯: リセット中。
緑点滅: 準備中(立ち上げ中)。
赤点灯: 障害検出。
消灯  : 電源OFF(ネットワークインタフェース機構の交換可能)*1 *2
LINK/TR
LED: 緑/橙
イーサネットポートの動作状態を示す*6
緑点灯: リンク確立。
緑点滅: フレーム送受信中。
橙点灯: 障害検出。
消灯  : リンク障害*3 *4,または運用停止中*3 *5

*1 システム操作パネルからのInactivateの操作,または運用端末からのコマンドの入力でネットワークインタフェース機構の電源をOFFにすることができます。

*2 no system recoveryを設定している場合は,以下のような場合にもネットワークインタフェース機構の電源がOFFになります。

・ネットワークインタフェース機構に障害が発生したとき(STATUS LEDが一度赤点灯し,その後消灯します)。

・管理スイッチング機構に障害が発生したとき(管理スイッチング機構を二重化していない場合です)。

*3 STATUS LEDが緑点灯の場合です。

*4 ケーブルが抜けている場合も含みます。

*5 運用端末からのコマンドの入力でイーサネットポートの運用を停止することができます。

*6 インタフェースポートのLEDを消灯に設定している場合は常に消灯となります。システム操作パネルの操作キーを操作すると,LEDが点灯して状態を確認できます。なお,キー操作を行なわない状態が60秒間続くと,LEDは再び消灯します。

no system recoveryを設定すると,装置に障害が発生した際に,障害部位を復旧しないで停止したままにすることができます。
ソフトウェアVer. 10.3以降でサポートしています。

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