MIBレファレンス
- <この項の構成>
- (1) 識別子
- (2) 実装仕様
(1) 識別子
 
rmon OBJECT IDENTIFIER ::= {mib-2 16}
 
alarm OBJECT IDENTIFIER ::= {rmon 3}
オブジェクトID値 1.3.6.1.2.1.16.3
 
alarmTable OBJECT IDENTIFIER ::= {alarm 1}
オブジェクトID値 1.3.6.1.2.1.16.3.1
(2) 実装仕様
Alarmグループの実装仕様を次の表に示します。
表2-56 Alarmグループの実装仕様
項番 オブジェクト識別子 アク 
セス実装仕様 実装 
有無1 alarmTable 
{alarm 1}NA [規格]アラームテーブル。 
[実装]規格に同じ。● 2 alarmEntry 
{alarmTable 1}NA [規格]アラームテーブルのリスト。 
INDEX { alarmIndex }
[実装]規格に同じ。ただし,最大128エントリまで。● 3 alarmIndex 
{alarmEntry 1}R/O [規格]alarmTable中の行エントリを一意に識別する識別子。値の範囲は1〜65535。 
[実装]規格に同じ。● 4 alarmInterval 
{alarmEntry 2}※1R/W [規格]閾値と比較する間隔。[単位:秒] 
設定できる範囲は1〜(232-1)
[実装]規格に同じ。● 5 alarmVariable 
{alarmEntry 3}※1R/W [規格]サンプリングするMIBのオブジェクト識別子。 
[実装]規格に同じ。● 6 alarmSampleType 
{alarmEntry 4}※1R/W [規格]値を閾値と比較する方法を指定します。 
{absoluteValue(1),
deltaValue(2)}
[実装]規格に同じ。● 7 alarmValue 
{alarmEntry 5}R/O [規格]前回のサンプリング時の統計値。 
[実装]規格に同じ。● 8 alarmStartupAlarm 
{alarmEntry 6}※1R/W [規格]最初にアラームを生成するタイミング。 
{risingAlarm(1),
fallingAlarm(2),
rising Or fallingAlarm(3)}
[実装]規格に同じ。● 9 alarmRisingThreshold 
{alarmEntry 7}※1R/W [規格]サンプリングした統計に対する上方閾値。 
[実装]規格に同じ。● 10 alarmFallingThreshold 
{alarmEntry 8}※1R/W [規格]サンプリングした統計に対する下方閾値。 
[実装]規格に同じ。● 11 alarmRisingEventIndex 
{alarmEntry 9}※1R/W [規格]上方閾値を超えた場合に使用するイベントグループのインデックス番号。設定できる範囲は0〜65535。 
[実装]規格に同じ。● 12 alarmFallingEventIndex 
{alarmEntry 10}※1R/W [規格]下方閾値を超えた場合に使用するイベントグループのインデックス番号。設定できる範囲は0〜65535。 
[実装]規格に同じ。● 13 alarmOwner 
{alarmEntry 11}※1R/W [規格]エントリを構成する実態およびリソースを割り当てたオーナー。 
[実装]24文字以内の文字列を読み書きできます。● 14 alarmStatus 
{alarmEntry 12}R/W [規格]エントリの状態を示します。 
[実装]このエントリに追加するときは,まず,createRequest(2)をSetします。エントリ内のMIBにSetを行い,最後にvalid(1)をSetします。
削除するときはinvalid(4)をSetします。createRequest(2)をSetしたあとでGetするとunderCreation(3)を応答し,valid(1)をSetしたあとでGetするとvalid(1)を応答します。
すでにエントリがある場合は,いったんinvalid(4)をSetしてエントリを削除してから追加してください。※2
- valid(1):alarmVariableに設定されたオブジェクトの情報をalarmIntervalの間にサンプリングできます。
- invalid(4):alarmVariableに設定されたオブジェクトが存在しません。または,alarmIntervalの間にサンプリングできませんでした。
● 注※1 コンフィグレーションコマンドでも定義できます。「コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.2 alarm(RMONアラームグループの制御情報の設定)」を参照してください。
注※2 コンフィグレーションコマンドで設定したアラームグループを,SNMPマネージャからSetで無効にし,再び有効にする場合は,コンフィグレーションコマンドで設定したalarm設定を削除してから再設定してください。
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