MIBレファレンス
- <この項の構成>
- (1) 識別子
- (2) 実装仕様
(1) 識別子
ospf OBJECT IDENTIFIER ::= {mib-2 14} ospfGeneralGroup OBJECT IDENTIFIER ::= {ospf 1} オブジェクトID値 1.3.6.1.2.1.14.1
(2) 実装仕様
ospfGeneralGroupグループの実装仕様を次の表に示します。
表2-36 ospfGeneralGroupグループの実装仕様
項番 オブジェクト識別子 アク
セス実装仕様 実装
有無1 ospfRouterId
{ospfGeneralGroup 1}R/NW [規格]自律システム内のルータ識別子。
[実装]規格に同じ。ただし,Read_Onlyです。● 2 ospfAdminStat
{ospfGeneralGroup 2}R/NW [規格]ルータのOSPF管理状態。
{enabled(1),
disabled(2)}
[実装]規格に同じ。ただし,Read_Onlyです。● 3 ospfVersionNumber
{ospfGeneralGroup 3}R/O [規格]OSPFプロトコルのバージョン番号。
[実装]規格に同じ(version2固定)。● 4 ospfAreaBdrRtrStatus
{ospfGeneralGroup 4}R/O [規格]そのルータがエリアボーダルータかどうかを示します。
{true(1),
false(2)}
[実装]規格に同じ。● 5 ospfASBdrRtrStatus
{ospfGeneralGroup 5}R/NW [規格]そのルータがASバウンダリルータかどうかを示します。
{ true(1),
false(2) }
[実装]規格に同じ。ただし,Read_Onlyです。● 6 ospfExternLsaCount
{ospfGeneralGroup 6}R/O [規格]リンク状態データベース(LSDB)中の外部リンク状態広告(LSA)の数。
[実装]規格に同じ。● 7 ospfExternLsaCksumSum
{ospfGeneralGroup 7}R/O [規格]LSDB中の外部LSAのLSチェックサムの合計。
[実装]規格に同じ。● 8 ospfTOSSupport
{ospfGeneralGroup 8}R/NW [規格]そのルータがTOSベースルーティングをサポートするかどうかのフラグ。
{true(1),
false(2)}
[実装]false(2)固定。ただし,Read_Onlyです。● 9 ospfOriginateNewLsas
{ospfGeneralGroup 9}R/O [規格]生成された新しいLSAの数。
[実装]規格に同じ。● 10 ospfRxNewLsas
{ospfGeneralGroup 10}R/O [規格]新しい情報を持ったLSAを受信した回数。
[実装]規格に同じ。● 11 ospfExtLsdbLimit
{ospfGeneralGroup 11}R/NW [規格]LSDB内に格納できるAS外部LSAの最大エントリ数。-1の場合,制限なし。
[実装]-1固定。ただし,Read_Onlyです。● 12 ospfMulticastExtensions
{ospfGeneralGroup 12}R/NW [規格]マルチキャスト拡張版OSPFのマルチキャストフォワーディングアルゴリズムをビットマップ値で示します。0は,マルチキャストフォワーディング非サポート。
[実装]マルチキャストフォワーディング非サポート(0)固定。ただし,Read_Onlyです。● 13 ospfExitOverflowInterval
{ospfGeneralGroup 13}R/O [規格]エントリがオーバーフローステータスになるまでの時間。[単位:秒]
[実装]未実装。× 14 ospfDemandExtensions
{ospfGeneralGroup 14}R/O [規格]このルータでのDemandルーティングのサポート。
{true(1),
false(2)}
[実装]未実装。×
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