ハードウェア取扱説明書

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5.4.1 AC100V電源機構の増設および交換


!警告
電源機構の増設,交換作業は,教育を受けた技術者または保守員が行なってください。


NOTE
増設する場合はブランクパネルを取り外してください。なお,取り外したブランクパネルは大切に保管してください。

<この項の構成>
(1) 取り外し方
(2) 取り付け方

(1) 取り外し方

電源機構を取り外すには,以下の手順で行ないます。

【ステップ1】
交換する電源機構の電源スイッチをOFFにします。

図5-6 電源の切断

[図データ]

【ステップ2】
交換する電源機構から電源ケーブルを取り外します。(電源ケーブルを取り外すには「4.5 電源ケーブルの取り付けと取り外し」を参照してください。)

図5-7 電源ケーブルの取り外し

[図データ]


!警告
電源ケーブルを接続していると,電源スイッチをOFFにしていても一部の回路に通電しています。そのため,電源ケーブルを取り付けたまま電源機構を取り外すと火災・感電の原因となります。電源機構を取り外す前に,交換する電源機構から必ず電源ケーブルを抜いてください。

【ステップ3】
電源機構のネジをゆるめます。

図5-8 電源機構のネジの取り外し

[図データ]

【ステップ4】
電源機構の取っ手を持って少し引き出し,下面を支えて手前に引いて取り出します。

図5-9 電源機構の取り出し

[図データ]


!注意
電源スイッチをOFFにした直後,電源機構の表面は高温になっていることがあります。取り外す場合は,十分に冷めたことを確認してから行なってください。


!注意
電源機構の質量は3.5kgです。落とさないように取り扱ってください。落とすとけがの原因になることがあります。装置本体から取り外す場合は,電源機構の取っ手を持って少し引き出し,下面を支えながら取り外してください。


注意
オプション機構を取り外して本装置を使用する場合,必ずブランクパネルを取り付けてください。ブランクパネルを取り付けずにそのまま使用すると,装置のエアフローが確保できなくなります。エアフローが確保できなくなると,装置内部の温度上昇により,障害発生の原因となります。
また,本装置が発生する妨害電波が他の機器へ影響を与えたり,他の機器が発生する妨害電波が本装置に影響を与え,誤動作の原因となることがあります。

(2) 取り付け方

電源機構を取り付けるには,以下の手順で行ないます。

【ステップ1】
電源機構スロットに電源機構を挿入します。

図5-10 電源機構の挿入

[図データ]

【ステップ2】
奥までしっかりと挿入し,電源機構のネジを締めます。

図5-11 電源機構の固定

[図データ]


注意
ネジを締めるときにはドライバを使用してください。また,しっかり固定されたことを確認してください。

【ステップ3】
電源機構に電源ケーブルを取り付けます。(電源ケーブルを取り付けるには「4.5 電源ケーブルの取り付けと取り外し」を参照してください。)

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