ハードウェア取扱説明書

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2.8 設置場所

本装置は,卓上設置または19型ラック(キャビネットラック)への搭載ができます。

<この節の構成>
(1) 卓上
(2) 19型ラック

(1) 卓上

本装置を卓上に設置する場合,水平で安定した平面に設置してください。なお,本装置を卓上に設置する場合,以下のことを考慮してください。

表2-7 卓上設置に必要な条件

項目 条件
入排気用スペース 本装置の入排気孔から70mm以上のスペースを確保すること
(詳細は「2.10 冷却条件」を参照してください。)
ケーブル引き出し用スペース ケーブル引出し用に,本装置の正面側に100mm,背面側に50mmのエリアを確保すること
装置の騒音 騒音については,「2.11 装置の騒音について」を参照してください。

!警告
装置を卓上に設置する場合,装置の荷重に十分に耐えられる作業机などの上に水平に設置してください。ぐらついた台の上や傾いたところなど,不安定な場所に置いた場合,落ちたり倒れたりしてけがの原因となります。

(2) 19型ラック

本装置をラックに搭載する場合,「表2-8 ラックの条件」の条件を満たすラックを使用してください。また,本装置をラックに搭載する場合,「表2-9 ラック搭載に必要なもの」で記載するものを準備してください。

表2-8 ラックの条件

項目 条件
ラックの規格 EIA規格準拠の19型キャビネットラック(注1)
入排気用スペース 入排気用に,ラックの柱や側板と装置の入排気孔との間に,70mm以上のスペースが確保できるタイプのもの
(詳細は「2.10 冷却条件」を参照してください。)
ケーブル引き出し用スペース ケーブル引出し用に,本装置の正面側に100mm,背面側に50mmのエリアを確保できるタイプのもの

(注1) 本装置に取り付けられているラック取り付け金具は,EIA規格準拠の19型キャビネットラックに対応しています。JIS規格準拠の19型キャビネットラックをお使いになる場合は,弊社営業窓口までお問い合わせください。


表2-9 ラック搭載に必要なもの

項目 条件
ラック付属のガイドレールまたは棚 装置本体の荷重(AX5402S−AC:最大29kg,AX5404S−AC:最大54kg)に十分に耐えられえること

●ガイドレールを使用する場合は,以下のことも考慮してください
本体裏面ゴム足に干渉しないタイプであること
(ゴム足は,装置側面から31mmの位置に取り付けてあります。幅31mm以下のガイドレールを使用してください。詳細については,「図2-5 ガイドレールの詳細」を参照してください。)
ラック付属のネジ
(AX5402S−AC:4本,AX5404S−AC:8本)
M5またはM6のネジであること

!注意
本体付属のラック取り付け金具は,本体をラックに固定するためのもので,荷重を支えるためのものではありません。必ずガイドレールを使用してください。なお,ガイドレールはラック付属のもので,本体の荷重を支えることのできるものを使用してください。

 

図2-5 ガイドレールの詳細

[図データ]

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