運用ガイド
- <この項の構成>
- (1) コンフィグレーションの確認
- (2) インタフェース情報の確認
- (3) コレクタ装置との通信の確認
(1) コンフィグレーションの確認
以下の観点で,運用中のコンフィグレーションを確認してください
- NetFlow統計の「フロー統計スイッチ」が”no”であると,ほかのインタフェース情報が正しく設定されていてもNetFlow統計は取らないので注意してください。
図8-23 コンフィグレーション表示例9
(config)# show netflow netflow yes ← ここが yes になっていること sample 2048 entries 0 4000 (注) flow-export-version 5 destination 172.16.178.2 udp 1234 port 1/1-2 ! (config)# (注) AX5400Sでは,"entries 4000"となります。- サンプリング間隔の設定がされていることを確認してください。サンプリング間隔が設定されていないと動作しません。必ず設定してください。
図8-24 コンフィグレーション表示例10
(config)# show netflow netflow yes sample 2048 ← 妥当な値が設定されていること entries 0 4000 (注) flow-export-version 5 destination 172.16.178.2 udp 1234 port 1/1-2 ! (config)# (注) AX5400Sでは,"entries 4000"となります。- 収集するポートのPSU(AX5400SではBSU)に対してエントリ数が設定されていることを確認してください。エントリ数が設定されていないとNetFlow統計は動作しません。
図8-25 コンフィグレーション表示例11
(config)# show netflow netflow yes sample 2048 entries 0 4000 ← 妥当なPSU(AX5400SではBSU)に対して値が設定されていること (注) flow-export-version 5 destination 172.16.178.2 udp 1234 port 1/1-2 ! (config)# (注) AX5400Sでは,"entries 4000"となります。
(2) インタフェース情報の確認
NetFlow統計で使用する本装置のインタフェース状態を,show interfaceコマンドを実行することにより,監視するポートのup/down状態が”active up”(正常動作中)であることを確認してください。
図8-26 インタフェース状態表示例
> show interface nif 0 line 0 2003/04/02 12:00:00 NIF0: active 1-port 1000BASE-SX retry:2 Average:700/2000Mbps Peak:750Mbps at 10:10:12 Line0:active up 1000BASE-SX full 00:12:E2:45:0a:01 Protocol:up IP address:10.0.0.2 Broadcast IP address:10.0.0.255 (以下省略) >インタフェースがDOWN状態の場合は,「8.6.1 通信ができない,または切断されている」を参照してください。
(3) コレクタ装置との通信の確認
NetFlow統計で使用するコレクタ装置との通信が確立されているか,コマンドラインからpingコマンドを実行することにより確認してください。
図8-27 コレクタ装置との通信確認例
> ping 192.1.1.1 pinging 192.1.1.1 with 32 bytes of data: reply from 192.1.1.1: bytes=32 time<10ms TTL=128 reply from 192.1.1.1: bytes=32 time<10ms TTL=128 reply from 192.1.1.1: bytes=32 time<10ms TTL=128 reply from 192.1.1.1: bytes=32 time<10ms TTL=128 Ping statistics for 192.1.1.1: Packet: Sent = 4, Received = 4,Lost = 0 (0% loss), Approximate round trip times in milli-seconds: Minimum = 0ms, Maximum = 0ms, Average = 0ms >
Copyright (c) 2005, 2011, ALAXALA Networks Corporation. All rights reserved.