運用ガイド
本装置が取得した経路情報の表示に,RIPngの経路情報が存在しない場合は,次の表に示す障害解析方法に従って原因の切り分けを行ってください。
表8-32 RIPngの障害解析方法
項番 確認内容・コマンド 対応 1 RIPngの隣接情報を表示します。
show ipv6 rip gateway隣接ルータのインタフェースが表示されていない場合は項番2へ。 隣接ルータのインタフェースが表示されている場合は項番3へ。 2 コンフィグレーションでRIPng定義が正しいか確認してください。 コンフィグレーションが正しい場合は項番3へ。 コンフィグレーションが正しくない場合はコンフィグレーションを修正してください。 3 コンフィグレーションで経路フィルタリングが正しいか確認してください。 コンフィグレーションが正しい場合は項番4へ。 コンフィグレーションが正しくない場合はコンフィグレーションを修正してください。 4 隣接ルータがRIPng経路を広告しているか確認してください。 広告している場合は該当ルータで障害情報を収集してください。
dump protocols unicast all※広告していない場合は隣接ルータを確認してください。
- 注※ 障害情報収集コマンドを実行すると,次に示すエリアにファイルが作成されます。
- 格納エリア:/primaryMC/var/rtm
- ファイル名:rt_traceとrt_dump.gz
Copyright (c) 2005, 2011, ALAXALA Networks Corporation. All rights reserved.