コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1

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staticjoin(multicastモード)【OP-MLT】

[入力モード]

multicastモード

[入力形式]

情報の設定・変更
staticjoin <Group>
 >>移行モード:multicast staticjoin

情報の削除
delete staticjoin <Group>

[サブコマンド入力形式]

情報の設定
<IP Address>

情報の変更
変更前の情報を削除し,変更したい情報を設定します。

情報の削除
delete <IP Address>

[モード階層]

multicast
 ├─ multicast interface
 │    └─ multicast interface static
 ├─ multicast staticjoin
 └─ multicast ssm-join

[パラメータ]

<Group>
マルチキャストグループアドレス(クラスDのIPアドレス)を指定します。
  1. 本パラメータ省略時の初期値
    なし(省略不可)
  2. 値の設定範囲
    <Group>は以下の4形式のどれかで指定できます。
<Group>:= { <IP Address> |
            <IP Address> mask <Mask> |
            <IP Address> masklen <Len> |
            <IP Address> / <Len> }

<IP Address> :
クラスDのIPアドレスで示されるマルチキャストグループアドレス。

<IP Address> mask <Mask> :
クラスDのIPアドレス<IP Address>とマスク<Mask>で示されるマルチキャストグループアドレス。
<IP Address>,<Mask>はドット記法で指定します。また,<IP Address>の<Mask>範囲外のビットは0としてください。4ビット以上のマスク値で指定してください。

<IP Address> masklen <Len> :
クラスDのIPアドレス<IP Address>およびマスク長<Len>で示されるマルチキャストグループアドレス。
<IP Address>はドット記法で,<Len>はマスク長(4〜32:10進数)で指定します。

<IP Address> / <Len> :
クラスDのIPアドレス<IP Address>およびマスク長<Len>で示されるマルチキャストグループアドレス。
<IP Address>はドット記法で,<Len>はマスク長(4〜32:10進数)で指定します。

[サブコマンド]

<IP Address>
当該情報のインタフェースアドレスを指定します。当該インタフェースがブロードキャスト型の場合は当該インタフェースのIPアドレスを設定します。ポイント−ポイント型の場合は当該インタフェースに接続する相手装置のインタフェースのIPアドレスを設定します。
staticjoinによりグループ加入情報からインタフェースを削除する場合は,削除したいIPアドレスを一つだけ指定します。
  1. 本パラメータ省略時の初期値
    なし(省略不可)
  2. 値の設定範囲
    <IP Address>に個別のインタフェースを示すIPアドレス(ドット記法)を指定します。全インタフェースを示すall指定はできません。

[入力例]

「multicast」の[入力例]を参照してください。

[注意事項]

  1. system config_update autoが定義されていない時に本コマンドを使用しコンフィグレーションの変更を行った場合は,applyコマンドを投入してください。

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