コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1
未定義のVLAN-Tagを持つフレームを廃棄する機能を設定します。
[入力モード]
グローバルコンフィグモード
[入力形式]
- 情報の設定・変更
- vlan-drop-unknown { <Port list> | la-id <LA ID list> }
- 情報の削除
- delete vlan-drop-unknown [{ <Port list> | la-id <LA ID list> }]
- 情報の表示
- show vlan-drop-unknown
[サブコマンド入力形式]
なし
[モード階層]
なし
[パラメータ]
- { <Port list> | la-id <LA ID list> }
- 未定義フレームの廃棄を行うポートを設定します。<Port list>または<LA ID list>に無効な値が含まれていた場合,本定義をエラーとします。
- 【”-”または”,”による範囲指定】
- <Port list>
- 範囲指定のすべてのポートを指定したことと同じ意味になります。
- <LA ID list>
- 範囲指定のすべてのリンクアグリゲーションを指定したことと同じ意味になります。
- 【”*”による範囲指定】
- <Port list>
- すべてのポートを指定したことと同じ意味になります。
- <LA ID list>
- 定義済みのすべてのリンクアグリゲーションを指定したことと同じ意味になります。
- 本パラメータ省略時の初期値
なし
- 値の設定範囲
<Port list>
装置に実装されているNIF番号/Line番号
<LA ID list>
定義済みのリンクアグリゲーションID
[サブコマンド]
なし
[入力例]
- 情報の設定
NIF番号0/Line番号0からLine番号3に未定義フレーム廃棄機能を設定します。
(config)# vlan-drop-unknown 0/0-3 (config)#- 情報の全表示
設定内容を表示します。
(config)# show vlan-drop-unknown vlan-drop-unknown 0/0-3 (config)#- 情報の全削除
0/1の未定義フレーム廃棄機能定義を削除します。その後,すべての未定義フレーム廃棄機能の定義を削除します。
(config)# delete vlan-drop-unknown 0/1 (config)# show vlan-drop-unknown vlan-drop-unknown 0/0,2-3 (config)# delete vlan-drop-unknown Are you sure? (y/n): y (config)#
[関連コマンド]
vlan(VLAN情報)
[注意事項]
- <Port list>で指定する場合,link-aggregationコマンドのaggregated-portに指定されているポートは該当するaggregated-portすべてを同時に指定する必要があります。
- 以下のポートは未定義フレーム廃棄機能に指定できません。
- Lineおよびリンクアグリゲーションに対してIPアドレスを設定しているポート
- Tag-VLAN連携機能を設定しているポートおよびリンクアグリゲーション
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