解説書 Vol.2

[目次][用語][索引][前へ][次へ]


14.6.1 バックアップMCの運用

運用中にMCの故障が発生した場合には,本装置を起動できなくなります。また,MCの故障の状態によってはコンフィグレーションの再入力が必要になる場合があります。本装置では同一内容の2枚のMCを用意してBCUのスロット0,スロット1の両方のスロットにそれぞれMCを挿入して運用することで,一方のMC障害時には自動的に装置がブートするMCを切り替えることができます。これによって,迅速な運用を再開できます。ただし,この場合に現用MCと予備MCのコンフィグレーションが不一致だと運用に支障をきたすので,常にcopy mcコマンドでコピーしておくことをお勧めします。この時ログ情報などもcopy mcコマンドを実行したときの時点の状態を予備MCに保存できます。

二つのMCスロットにMCが実装されている場合,BCUの初期状態ではスロット0のMCを優先して起動するように設定されています。本装置ではset modeコマンドによってこの優先して起動するスロットを変更できます。

[目次][前へ][次へ]


[他社商品名称に関する表示]

Copyright (c)2005, 2011, ALAXALA Networks Corporation. All rights reserved.