flow detection out mode
送信側インタフェースに対し,フィルタ機能のフロー検出するモードを設定します。
本コマンドは,ハードウェアテーブルでの最大エントリ数の配分パターンを変更します。
運用形態に応じた配分パターンに変更することで,ハードウェアリソースを必要なテーブルに集中させて使用できるようになります。
本コマンドは,ハードウェアの基本的な動作条件を設定するものであるため,必ず実運用を開始する最初の段階で設定してください。運用中の変更はお勧めしません。
[入力形式]
- 情報の設定・変更
-
flow detection out mode {layer3-1-out | layer3-2-out}
- 情報の削除
-
no flow detection out mode
[入力モード]
(config)
[パラメータ]
- {layer3-1-out | layer3-2-out}
-
送信側フロー検出モードを指定します。
-
本パラメータ省略時の初期値
省略できません
-
値の設定範囲
なし
送信側フロー検出モードの適用コマンドを次の表に示します。
表25‒3 送信側フロー検出モードによる適用コマンド 送信側フロー検出モード
適用コマンド
フィルタ
mac access-group
ip access-group
ipv6 traffic-filter
out
out
out
layer3-1-out
×
○
×
layer3-2-out
○
○
○
(凡例) ○:設定可能 ×:設定不可
各送信側フロー検出モードについては,「コンフィグレーションガイド Vol.2」 「1.1.4 送信側フロー検出モード」を参照してください。
-
[コマンド省略時の動作]
送信側フロー検出モードは,layer3-1-outで動作します。
[通信への影響]
なし
[設定値の反映契機]
設定値変更後,すぐに運用に反映されます。
[注意事項]
なし
[関連コマンド]
ip access-group
ipv6 traffic-filter
mac access-group