33.1.2 サポート機能一覧
本装置のBFDがサポートする機能の一覧を次の表に示します。
機能 |
サポート |
|
---|---|---|
BFDバージョン |
1 |
○ |
動作モード |
非同期モード |
○ |
要求モード |
× |
|
エコー機能 |
× |
|
認証 |
× |
|
マルチホップ |
○ |
|
グレースフル・リスタートとの連携 |
× |
|
インタフェース |
VLANインタフェース |
○ |
VXLANインタフェース |
× |
|
マネージメントポート |
× |
|
シリアル接続ポート(AUX) |
× |
|
ループバックインタフェース |
× |
|
Nullインタフェース |
× |
|
連携プロトコル |
スタティックルーティング |
× |
RIP,RIPng |
× |
|
OSPF |
× |
|
OSPFv3 |
× |
|
BGP4 |
○ |
|
BGP4+ |
× |
(凡例) ○:サポートする ×:サポートしない
本装置はBFDのバージョン1をサポートします。それ以外のバージョンのBFDパケットを受信した場合は,該当パケットを廃棄します。要求モードの使用を要求するBFDパケットを受信した場合は,要求モードをサポートしない旨を応答して非同期モードで動作します。エコー機能および認証を利用したBFDパケットを受信した場合は,該当パケットを廃棄してBFDセッションを確立しません。
BFDは,自装置がグレースフル・リスタート中にBFD監視を継続できるかを,BFDパケットで対向装置に広告します。これによって,グレースフル・リスタート中に発生したBFDセッションのダウンが,障害によるものかグレースフル・リスタートによるものかを識別できるようになります。本装置はグレースフル・リスタート中のBFD監視に対応していません。そのため,自装置または対向装置のグレースフル・リスタート中に検出したBFDセッションのダウンは,障害として扱いません。
なお,サポートしていないインタフェースをネクストホップにすると,BFDセッションはダウンします。