30.5.3 適応ネットワーク構成例
(1) IPv6 PIM-SMを使用する構成
本構成は次の場合に適応します。
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マルチキャストパケットを送信するユーザを限定しない場合
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マルチキャストパケットを送信するユーザが多数存在する場合
- [ネットワークの環境]
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前提条件としてすべてのルータでIPv6ユニキャストルーティングプロトコルの動作が必要です。
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本装置間のIPv6マルチキャストルーティングプロトコルはIPv6 PIM-SMを使用します。
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各グループと本装置間のグループ管理制御はMLDv1またはMLDv2を使用します。
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一つの装置をランデブーポイントおよびBSRとします。
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- [構成図]
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構成図を次に示します。
図30‒25 IPv6 PIM-SMを使用する構成図
(2) IPv6 PIM-SSMを使用する構成
本構成は次の場合に適応します。
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マルチキャストパケットを送信するユーザを限定する場合(主に配信サーバなど)
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マルチキャストを受信するユーザがMLDv2対応で送信するサーバのアドレスを指定できる場合
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ブロードバンドマルチキャスト通信を行う場合
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多チャンネルマルチキャスト通信を行う場合
- [ネットワークの環境]
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前提条件としてすべてのルータでIPv6ユニキャストルーティングプロトコルの動作が必要です。
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本装置間のIPv6マルチキャストルーティングプロトコルはIPv6 PIM-SSMを使用します。IPv6 PIM-SSMはPIM-SMの拡張機能です。
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本装置とグループ間のグループ管理制御はMLDv1またはMLDv2を使用します(MLDv1またはMLDv2(EXCLUDEモード)を使用する場合は,SSMを連携動作させる設定が必要です)。
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- [構成図]
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構成図を次に示します。
図30‒26 IPv6 PIM-SSMを使用する構成図