26.2.2 コンフィグレーションの流れ
- 〈この項の構成〉
(1) OSPFv3基本機能の設定手順
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最初に,swrt_table_resourceコマンドでIPv6のリソースを設定します。
IPv6ルーティングを行うためには,本設定が必要です。
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あらかじめ,IPv6インタフェースを設定します。
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OSPFv3を適用する設定をします。
各ルータに,重複しないルータIDを割り当ててください。
IPv4インタフェースが存在する場合,ルータIDを自動選択できます。
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AS外経路広告の設定をします。
他プロトコルの経路をOSPFv3で広告する場合,設定が必要です。
また,マルチバックボーン機能を使用しドメイン間で経路を再配布する場合,設定が必要です。
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経路選択の設定をします。
特定インタフェースを経由する経路に重み付けが必要な場合,ipv6 ospf costコマンドでコスト値を設定します。