24.1.7 共通動作仕様
- 〈この項の構成〉
(1) ブロック状態のポートでの動作
CFMの各機能について,ブロック状態のポートでの動作を次の表に示します。
機能 |
動作 |
---|---|
CC |
|
Loopback |
|
Linktrace |
|
機能 |
動作 |
---|---|
CC |
|
Loopback |
|
Linktrace |
|
機能 |
動作 |
---|---|
CC |
|
Loopback |
|
Linktrace |
|
機能 |
動作 |
---|---|
CC |
|
Loopback |
|
Linktrace |
|
(2) VLANトンネル構成での設定について
VLANトンネリング網でCFMを使用する場合,VLANトンネリング網内とVLANトンネリング網外でドメインを分け,それぞれで管理します。なお,ドメインの設定個所によっては,CFMの機能の使用に一部制限があります。ドメインの設定個所別の機能の使用制限について次の表に示します。
ドメインの設定個所 |
機能 |
||
---|---|---|---|
CC |
Loopback |
Linktrace |
|
VLANトンネリング網内とVLANトンネリング網外 |
使用可 |
使用可 |
|
VLANトンネリング網内だけ |
使用可 |
使用可 |
使用可 |
VLANトンネリング網外だけ |
使用可 |
使用可 |
使用可 |
(a) VLANトンネリング網内とVLANトンネリング網外でCFMを使用する場合
VLANトンネリング網内とVLANトンネリング網外でCFMを使用する例を次の図に示します。
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VLANトンネリング網内のドメインレベル1は,VLANトンネリング網内で任意の個所に管理ポイントを設定できます。VLANトンネリング網外のドメインレベル6は,VLANトンネリング網外の装置だけに管理ポイントを設定できます。VLANトンネリング網内にはドメインレベル6の管理ポイントは設定できません。VLANトンネリング網内の管理はドメインレベル1でします。
また,VLANトンネリング網外のドメインレベル6ではVLANトンネルを越えてはLinktraceを使用できません。
(b) VLANトンネリング網内だけでCFMを使用する場合
VLANトンネリング網内だけでCFMを使用する例を次の図に示します。
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VLANトンネリング網内のドメインレベル1は,VLANトンネリング網内で任意の個所に管理ポイントを設定できます。該当ドメインではCFMの各機能が使用できます。
(c) VLANトンネリング網外だけでCFMを使用する場合
VLANトンネリング網外だけでCFMを使用する例を次の図に示します。
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VLANトンネリング網外のドメインレベル6は,VLANトンネリング網外の装置だけに管理ポイントを設定できます。VLANトンネリング網内にはドメインレベル6の管理ポイントは設定できません。該当ドメインではCFMの各機能が使用できます。