15.1.8 ポートリセット機能の設定
本機能はGSRP unawareとの接続に使用します。マスタ,バックアップの切り替えでバックアップ状態になった装置はポートリセット機能を設定したポートを一時的にリンクダウンします。
- 〈この項の構成〉
(1) 適用するポートの設定
- [設定のポイント]
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ポートリセット機能を設定します。イーサネットインタフェースまたはポートチャネルインタフェースに対して設定します。
[コマンドによる設定]
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(config)# interface gigabitethernet 1/1/1
ポート1/1/1のイーサネットインタフェースコンフィグレーションモードに移行します。
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(config-if)# gsrp 1 reset-flush-port
ポート1/1/1にポートリセット機能を設定します。
(2) ポートダウン時間の設定
- [設定のポイント]
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ポートリセット機能使用時のポートダウン時間を設定します。デフォルトは3秒です。ポートリセット機能を使用する場合に,対向装置のリンクダウン検出時間が長いときに設定します。本装置のリンクダウン検出タイマ機能(コンフィグレーションコマンドlink debounce)のようにリンクダウン検出時間を設定できる装置と接続している場合,その時間より長く設定してください。
[コマンドによる設定]
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(config)# gsrp 1
GSRPコンフィグレーションモードに移行します。
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(config-gsrp)# reset-flush-time 5
ポートダウン時間を5秒に設定します。