10.1 概要
ユーザID,パスワードを入力できるPCのような機器ではIEEE802.1XやWeb認証を利用できますが,MAC認証はユーザID,パスワードを入力できないプリンタなどの機器でも認証を行うための機能です。
指定されたポートに受信するフレームの送信元MACアドレスで認証し,認証されたMACアドレスを持つフレームだけが通信を許可されます。
なお,DHCP snoopingが設定された場合,MAC認証の対象となる端末から送信されたARPパケットとDHCPパケットはMAC認証よりも先にDHCP snoopingの対象となるため,DHCP snoopingで許可されたパケットだけがMAC認証の対象となります。