3.10.4 優先度決定使用時の注意事項
- 〈この項の構成〉
(1) フレームの優先度決定
「フレームの優先度を上げる」動作を指定すると,本装置宛てのプロトコル制御フレームの受信ができない,または本装置が自発的に送信するフレームを送信できなくなることによって,通信が切断される場合があります。特に,IPマルチキャストパケットは本装置宛てのパケットでもあり,中継するフレームでもあります。そのため,優先度を上げるときは注意してください。このような現象が発生した場合は,次の対応を実施してください。
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スタック構成で本装置宛てのプロトコル制御フレームの通信が切断される場合,「フレームの優先度を下げる」動作を実施してください。
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スタンドアロン構成で本装置宛てのプロトコル制御フレームの通信が切断される場合,優先度決定動作変更を設定してください。
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本装置が自発的に送信するフレームの通信が切断される場合,「フレームの優先度を下げる」動作を実施してください。