運用コマンドレファレンス Vol.1

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コマンドの記述形式

各コマンドは以下の形式に従って記述しています。

[機能]

コマンドの使用用途を記述しています。

[入力形式]

コマンドの入力形式を定義しています。この入力形式は,次の規則に基づいて記述しています。

  1. 値や文字列を設定するパラメータは,<>で囲みます。
  2. <>で囲まれていない文字はキーワードで,そのまま入力する文字です。
  3. {A|B}は,「AまたはBのどちらかを選択」を意味します。
  4. []で囲まれたパラメータやキーワードは「省略可能」を意味します。
  5. パラメータの入力形式を,「パラメータに指定できる値」に示します。

[入力モード]

コマンドを入力できる入力モードを記述しています。

[パラメータ]

コマンドで設定できるパラメータを詳細に説明しています。「すべてのパラメータ省略時の動作」とした項目では,省略可能なパラメータをすべて同時に省略した場合の動作について説明しています。

「本パラメータ省略時の動作」とした項目では,パラメータ単位に省略した場合の個別の動作について記述しています。また,複数のパラメータについて,パラメータ単位に省略した場合の個別の動作を「各パラメータ省略時の動作」とした項目にまとめて記述することがあります。

[スタック構成時の運用]

スタック構成時の動作について記述しています。

remote commandコマンドを使用できるコマンドには,それぞれのコマンドの入力形式を記述しています。remote commandコマンド全般についての入力モードや注意事項は,remote commandコマンドの記載を参照してください。

[実行例]

コマンド使用方法の例を適宜に挙げています。

[表示説明]

実行例で示す表示内容についての説明を記述しています。

スタック構成時に,各コマンドの[実行例]でコマンドの実行結果に表示されるSwitch表示の説明を,次の表に示します。

表1-1 スイッチ番号およびスイッチ状態表示

表示項目 意味 表示詳細情報
Switch スイッチ番号。括弧はスイッチ状態。 スイッチ番号
スイッチ状態
 Init:スタック構成中
 Master:スタック構成(マスタ)
 Backup:スタック構成(バックアップ)
 -------:スタック構成外

各コマンドの[実行例]で,コマンドの実行直後に表示されるDate表示の説明を,次の表に示します。

表1-2 コマンド受付時刻表示

表示項目 表示内容 意味
Date yyyy/mm/dd hh:mm:ss timezone 年/月/日 時:分:秒 タイムゾーン
コマンドを受け付けた時刻を表示

本装置は,コンフィグレーションで設定されたインタフェースに対して,対応する名称を付与します。[表示説明]に<interface name>と記載されている場合,本装置は次の表に示すインタフェース名を表示します。

表1-3 入力形式に対して付与するインタフェース名一覧

入力形式 インタフェース名<interface name>
interface gigabitethernet geth1/1/1
数値は<switch no.>/<nif no.>/<port no.>です。
interface tengigabitethernet tengeth1/1/24
数値は<switch no.>/<nif no.>/<port no.>です。
interface fortygigabitethernet ftygeth1/0/1
数値は<switch no.>/<nif no.>/<port no.>です。
interface port-channel ChGr10
数値は<channel group number>です。
interface vlan <vlan id> VLAN0002
下4桁の数値は<vlan id>です。
interface vxlan <vtep id>【OS-L3CA】 VTEP ID
<vtep id>
interface loopback 0 loopback0
interface loopback <loopback id>【OS-L3CA】 loopback1
数値は<loopback id>です。
interface null 0 null0
interface mgmt 0 MGMT0
interface async 1 ASYNC1

[通信への影響]

コマンドの設定により通信が途切れるなど通信に影響がある場合,本欄に記述しています。

[応答メッセージ]

コマンド実行後に表示される応答メッセージの一覧を記述しています。

ただし,入力エラー位置指摘で表示されたエラーメッセージはここでは記述しないで,「入力エラー位置指摘で表示するメッセージ」で別途掲載してあります。

本装置は,コンフィグレーションで設定されたインタフェースに対して,対応する名称を付与します。[応答メッセージ]に<interface name>と記載されている場合,本装置は「表1-3 入力形式に対して付与するインタフェース名一覧」に示すインタフェース名を表示します。

[注意事項]

コマンドを使用する上での注意点について記述しています。

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