コンフィグレーションガイド Vol.1
- <この項の構成>
- (1) 速度とduplexの設定
(1) 速度とduplexの設定
10GBASE-R用SFP+を使用する場合は,伝送速度とduplexの動作は固定のため,伝送速度とduplexの設定は必要ありません。1000BASE-X用SFPを使用する場合は,本装置と相手装置の伝送速度とduplexを設定できます。デフォルトではオートネゴシエーションで,相手装置と伝送速度とduplexを決定します。
なお,10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T用SFPを使用する場合は,オートネゴシエーションだけが設定できます。
- [設定のポイント]
- 設定内容はそれぞれのインタフェースと同様ですが,1000BASE-X用SFPまたは10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T用SFPを使用した場合でもコンフィグレーションのインタフェース名称はtengigabitethernetになります。
- 通常は相手装置とオートネゴシエーションで接続します。本装置のデフォルトはオートネゴシエーションなので,速度とduplexを設定する必要はありません。オートネゴシエーションを使用しない場合は,回線速度とduplexを設定します。
- [コマンドによる設定]
- (config)# interface tengigabitethernet 1/2/20
(config-if)# shutdown
(config-if)# speed 1000
(config-if)# duplex full
相手装置と1000Mbit/s全二重で接続する設定をします。
- (config-if)# no shutdown
- [注意事項]
- 回線速度とduplexは正しい組み合わせで設定してください。オートネゴシエーションの場合は,回線速度とduplexの両方にオートネゴシエーションを設定する必要があります。固定設定の場合は,回線速度とduplexの両方を固定設定にする必要があります。正しい組み合わせが設定されていない場合は,オートネゴシエーションで相手装置と接続します。
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