コンフィグレーションガイド Vol.1

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3.12.5 ポリシーベースルーティング(IPv4)【OS-L3SA】

<この項の構成>
(1) ポリシーベースルーティングの収容条件
(2) トラッキング機能の収容条件

(1) ポリシーベースルーティングの収容条件

ポリシーベースルーティングでは,フィルタのフロー検出を使用して,ポリシーベースルーティングの対象にするフローを検出します。なお,ポリシーベースルーティングは受信側フロー検出モードが次に示すモードの場合に使用できます。

AX3800Sの場合
layer3-6,layer3-suppress-3,またはlayer3-suppress-4

AX3650Sの場合
layer3-6,またはlayer3-suppress-2

装置当たりのポリシーベースルーティンググループのエントリ数を次の表に示します。

表3-95 装置当たりのポリシーベースルーティンググループのエントリ数

項目 IPv4ポリシーベースルーティンググループ
アクセスリストエントリ数

AX3800Sの場合
表3-30 受信側フィルタ最大エントリ数」を参照※1

AX3650Sの場合
表3-42 モードlayer3-6のフィルタ最大エントリ数」および「表3-46 モードlayer3-suppress-2のフィルタ最大エントリ数」を参照※2
ポリシーベースルーティングリスト数 256※3
ポリシーベースルーティングリスト情報内に設定できる経路数 8
ポリシーベースルーティングのトラッキング機能と連携できる経路数 1024※4

注※1
エントリ数の算出方法は,「3.5 フィルタ・QoS【AX3800S】」と同じです。

注※2
エントリ数の算出方法は,「3.6 フィルタ・QoS【AX3650S】」と同じです。

注※3
1ポリシーベースルーティングリスト情報を1リストとして登録します。このため,複数のアクセスリストで同一のポリシーベースルーティングリスト情報を設定した場合,使用するリスト数は1リストと計算します。

注※4
1トラックIDを1エントリとして登録します。このため,複数の経路で同一のトラックIDを設定した場合,使用するエントリ数は1エントリと計算します。

(2) トラッキング機能の収容条件

ポリシーベースルーティングのトラッキング機能の収容条件を次の表に示します。

表3-96 トラッキング機能の収容条件

項目 収容条件
トラックの数 1024
ポーリング監視トラックの数 1024

注※ コンフィグレーションコマンドtype icmpを設定したトラックの数です。


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