コンフィグレーションガイド Vol.1
フィルタ・QoSの検出条件はコンフィグレーション(access-list,qos-flow-list)で設定します。ここでは,設定したリストを装置内部で使用する形式(エントリ)に変換したエントリ数の上限をフィルタ・QoSの収容条件として示します。
フィルタ・QoSの検出条件によるリソース配分を決定するために,フィルタおよびQoSの共通モードであるフロー検出モードを選択します。フロー検出モードは,受信側および送信側について,それぞれ対応する次のコンフィグレーションコマンドで設定します。選択するモードによって,エントリ数の上限値を決定する条件が異なります。インタフェース種別ごとにインタフェース当たりの上限値,および装置当たりの上限値がありますので,その範囲内で設定してください。
- コンフィグレーションコマンドflow detection mode:受信側フロー検出モードの設定
- コンフィグレーションコマンドflow detection out mode:送信側フロー検出モードの設定
受信側はフィルタ・QoS機能を,送信側はフィルタ機能をサポートしています。なお,受信側のエントリ数については,「3.6.1 受信側フィルタエントリ数」または「3.6.2 受信側QoSエントリ数」を,送信側のエントリ数については「3.6.3 送信側フィルタエントリ数」を参照してください。
- <この節の構成>
- 3.6.1 受信側フィルタエントリ数
- 3.6.2 受信側QoSエントリ数
- 3.6.3 送信側フィルタエントリ数
- 3.6.4 TCP/UDPポート番号検出パターン数
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