2.2 収容回線数
各モデルの最大収容可能回線数を次に示します。
- 〈この節の構成〉
(1) AX3660S-24T4X,AX3660S-24T4XW,およびAX3660S-48T4XW
AX3660S-24T4X,AX3660S-24T4XW,およびAX3660S-48T4XWには,次に示す種類のポートがあります。
-
10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-Tポート
-
SFP+/SFP共用ポート
SFP+使用時は10GBASE-Rで,SFP使用時は1000BASE-Xで使用できるポートです。なお,10GBASE-Rは,アップリンク10Gに対応するソフトウェアライセンスまたはオプションライセンス使用時に利用できます。
-
QSFP+ポート(スタック専用)
QSFP+を使用する40GBASE-Rのポートで,スタックポートとしてだけ使用できます。以降,このポートをスタック専用ポートと呼びます。
ポートの種類と収容回線数を次の表に示します。
ポートの種類 |
AX3660S-24T4X AX3660S-24T4XW |
AX3660S-48T4XW |
---|---|---|
10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-Tポート |
24 |
48 |
SFP+/SFP共用ポート |
4※ |
4※ |
QSFP+ポート(スタック専用) |
2 |
2 |
- 注※
-
SFP+/SFP共用ポートでSFP+を使用するには,オプションライセンス(アップリンク10G)が必要です。
(2) AX3660S-16S4XWおよびAX3660S-24S8XW
AX3660S-16S4XWおよびAX3660S-24S8XWには,次に示す種類のポートがあります。
-
10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-Tポート
-
SFPポート
1000BASE-Xで使用できるポートです。また,10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T用SFPもサポートしていて,10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-Tとしても使用できるポートです。
-
SFP+ポート
10GBASE-Rで使用できるポートです。
-
QSFP+ポート(スタック専用)
QSFP+を使用する40GBASE-Rのポートで,スタックポートとしてだけ使用できます。
ポートの種類と収容回線数を次の表に示します。
ポートの種類 |
AX3660S-16S4XW AX3660S-24S8XW |
---|---|
10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-Tポート |
12 |
SFPポート |
24※ |
SFP+ポート |
8※ |
QSFP+ポート(スタック専用) |
2 |
- 注※
-
AX3660S-16S4XWの場合,オプションライセンス(ポート数拡張)が必要です。該当するオプションライセンスが設定されていない場合に使用できるSFPポートおよびSFP+ポートは次のとおりです。
・SFPポート:ポート1〜16の16ポート
・SFP+ポート:ポート37〜40の4ポート
(3) AX3660S-48XT4QW
AX3660S-48XT4QWには,次に示す種類のポートがあります。
-
100BASE-TX/1000BASE-T/10GBASE-Tポート
-
SFP+/SFP共用ポート
SFP+使用時は10GBASE-Rで,SFP使用時は1000BASE-Xで使用できるポートです。
-
QSFP28/QSFP+共用ポート
QSFP28使用時は100GBASE-Rで,QSFP+使用時は40GBASE-Rで使用できるポートです。スタックポートとしても使用できます。100GBASE-R使用時,使用する回線数に応じて一部の100BASE-TX/1000BASE-T/10GBASE-Tポートは無効になります。
ポートの種類と収容回線数を次の表に示します。
ポートの種類 |
AX3660S-48XT4QW |
---|---|
100BASE-TX/1000BASE-T/10GBASE-Tポート |
44 |
SFP+/SFP共用ポート |
4 |
QSFP28/QSFP+共用ポート |
4 |
QSFP28/QSFP+共用ポートを100GBASE-Rで使用する回線数と,その場合に使用できる100BASE-TX/1000BASE-T/10GBASE-Tポート数の対応を次の表に示します。
QSFP28/QSFP+共用ポート |
100BASE-TX/1000BASE-T/10GBASE-Tポート |
|
---|---|---|
100GBASE-R回線数 |
40GBASE-R回線数 |
|
0 |
4 |
44 |
1 |
3 |
42 |
2 |
2 |
36/40 |
3 |
1 |
34 |
4 |
0 |
28 |
なお,100GBASE-Rで使用するポート番号をコンフィグレーションコマンドsystem interface hundredgigabitethernetで設定すると,100BASE-TX/1000BASE-T/10GBASE-Tポートのうち,いくつかのポートは無効になります。詳細は,「14.5 100GBASE-Rの設定と100BASE-TX/1000BASE-T/10GBASE-Tポートの排他変更」を参照してください。
(4) AX3660S-24X4QWおよびAX3660S-48X4QW
AX3660S-24X4QWおよびAX3660S-48X4QWには,次に示す種類のポートがあります。
-
SFP+/SFP共用ポート
SFP+使用時は10GBASE-Rで,SFP使用時は1000BASE-Xで使用できるポートです。また,10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T用SFPもサポートしており,10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-Tとしても使用できるポートです。
-
QSFP28/QSFP+共用ポート
QSFP28使用時は100GBASE-Rで,QSFP+使用時は40GBASE-Rで使用できるポートです。スタックポートとしても使用できます。
ポートの種類と収容回線数を次の表に示します。
ポートの種類 |
AX3660S-24X4QW AX3660S-48X4QW |
---|---|
SFP+/SFP共用ポート |
48※ |
QSFP28/QSFP+共用ポート |
4 |
- 注※
-
AX3660S-24X4QWの場合,オプションライセンス(ポート数拡張)が必要です。該当するオプションライセンスが設定されていない場合に使用できるSFP+/SFP共用ポートは,ポート1〜24の24ポートです。