mkdir
新しいディレクトリを作成します。
[入力形式]
mkdir [<option>] <directory> mkdir mc-dir <directory>
[入力モード]
一般ユーザモードおよび装置管理者モード
[パラメータ]
- <option>
 - 
                  
-p:親ディレクトリがない場合に,必要に応じて作成します。
- 本パラメータ省略時の動作
 - 
                        
親ディレクトリがない場合はエラーとします(親ディレクトリを作成しません)。
 
 - <directory>
 - 
                  
新規に作成するディレクトリ名を指定します。
 - mc-dir <directory>
 - 
                  
MC上に新規ディレクトリを作成します。
MC上のディレクトリ名称には,英数字と"-"(ハイフン),"_"(アンダースコア),"."(ピリオド)が使用できます。ただし,"."(ピリオド)で終了する名称は使用できません。
 
[スタック構成時の運用]
マスタスイッチ以外のメンバスイッチを対象とする場合,remote commandコマンドを使用してください。
remote command {<switch no.> | all} mkdir [<option>] <directory>
remote command {<switch no.> | all} mkdir mc-dir <directory>[実行例]
- MC上に新規ディレクトリnewdirを作成します。
 >mkdir mc-dir newdir
[表示説明]
なし
[通信への影響]
なし
[応答メッセージ]
| 
                         メッセージ  | 
                     
                         内容  | 
                  
|---|---|
| 
                         Can't create directory.  | 
                     
                         MCへディレクトリを作成できませんでした。 空き容量など,MCの状態を確認の上,再実行してください。  | 
                  
| 
                         Can't execute.  | 
                     
                         コマンドを実行できません。再実行してください。  | 
                  
| 
                         MC is busy.  | 
                     
                         ほかのプロセスがMCにアクセスしています。 時間をおいて再実行してください。  | 
                  
| 
                         MC is write protected.  | 
                     
                         MCのプロテクトスイッチが「▼Lock」になっていないことを確認してください。「▼Lock」になっている場合は,スイッチをスライドさせてから再度挿入してください。 装置のメモリカードスロットにほこりが付着していないか確認してください。ほこりが付着しているときは,乾いた布などでほこりを取ってから再度MCを挿入してください。  | 
                  
| 
                         MC not found.  | 
                     
                         MCが搭載されていません。 MCが正しく装置に挿入されているか確認してください。 装置のメモリカードスロットにほこりが付着していないか確認してください。ほこりが付着しているときは,乾いた布などでほこりを取ってから再度MCを挿入してください。  | 
                  
[注意事項]
- 
                  
mc-dirはMCが入っていない場合には実行できません。また,-pオプションは併用できません。
 - 
                  
mc-dir指定時,コマンド実行中は装置のACC LEDが点灯します。ACC LED点灯時にはMCの抜き挿しを行わないでください。