3.22.6　ax3660sPhysLineグループの実装仕様(インタフェース情報)

〈この項の構成〉

(1)　識別子

ax3660sPhysLine      OBJECT IDENTIFIER ::= {ax3660sDevice 5}
 
ax3660sPhysLineTable OBJECT IDENTIFIER ::= {ax3660sPhysLine 1}
オブジェクトID値　1.3.6.1.4.1.21839.2.2.24.2.5.1
 
ax3660sPhysLineLaneTable OBJECT IDENTIFIER ::= {ax3660sPhysLine 2}
オブジェクトID値　1.3.6.1.4.1.21839.2.2.24.2.5.2

(2)　実装仕様

ax3660sPhysLineグループの実装仕様（インタフェース情報）を次の表に示します。

表3‒82　ax3660sPhysLineグループの実装仕様（インタフェース情報）
項番	オブジェクト識別子	SYNTAX	アクセス	実装仕様	実装有無
1	ax3660sPhysLineTable {ax3660sPhysLine 1}	NOT-ACCESSIBLE	NA	インタフェース情報のテーブル。	●
2	ax3660sPhysLineEntry {ax3660sPhysLineTable 1}	NOT-ACCESSIBLE	NA	インタフェースについての情報エントリ。 INDEX { ax3660sChassisIndex, ax3660sPhysLineIndex }	●
3	ax3660sPhysLineIndex {ax3660sPhysLineEntry 1}	NOT-ACCESSIBLE	NA	ポート番号の情報。 1〜ax3660sPhysLineNumberまでの値。	●
4	ax3660sPhysLineConnectorType {ax3660sPhysLineEntry 2}	INTEGER	R/O	交換可能なトランシーバ上のインタフェース種別。 other（1） type1000BASE-LX（301） type1000BASE-SX（302） type1000BASE-LH（303） type1000BASE-BX10-D（304） type1000BASE-BX10-U（305） type1000BASE-BX40-D（306） type1000BASE-BX40-U（307） type1000BASE-UTP（309）^※1 type1000BASE-LHB（310） type10GBASE-SR（401） type10GBASE-LR（402） type10GBASE-ER（403） type10GBASE-ZR（404） type10GBASE-CU1M（405） type10GBASE-CU3M（406） type10GBASE-CU5M（407） type10GBASE-CU30CM（408） type10GBASE-BR10-D（409） type10GBASE-BR10-U（410） type10GBASE-BR40-D（411） type10GBASE-BR40-U（412） type40GBASE-SR4（501） type40GBASE-CU35CM（502） type40GBASE-CU1M（503） type40GBASE-CU3M（504） type40GBASE-CU5M（505） type40GBASE-LR4（506） type100GBASE-LR4（601） type100GBASE-CU35CM（602） type100GBASE-CU1M（603） type100GBASE-SR4（605） type100GBASE-CWDM4（606） type100GBASE-4WDM-40（607）次の場合はother（1）を応答します。種別が不明または交換不可のトランシーバ物理回線状態が初期化中または障害中	●
5	ax3660sPhysLineOperStatus {ax3660sPhysLineEntry 3}	INTEGER	R/O	物理回線の状態。 other（1）稼働中（2）初期化中（3）障害中（4）コンフィグレーションで運用停止中（6）保守中（メンテナンス）（7）運用中（回線障害発生中）（8）回線テスト中（9）未使用（コンフィグレーション未設定）（10）起動停止中（11）	●
6	ax3660sPhysLineIfIndexNumber {ax3660sPhysLineEntry 4}	INTEGER	R/O	インタフェースに含まれるifIndex数。	●
7	ax3660sPhysLineTransceiverStatus {ax3660sPhysLineEntry 5}	INTEGER	R/O	交換可能なトランシーバの種別と搭載状態。物理回線の状態が初期化中以外の場合に表示します。備え付けのトランシーバ（1） SFP+/SFP搭載（20） SFP+/SFP未搭載（21）未サポートのSFP+/SFP搭載（22） SFP+/SFPの搭載状態が不明（23） QSFP+/QSFP28搭載（50） QSFP+/QSFP28未搭載（51）未サポートのQSFP+/QSFP28搭載（52） QSFP+/QSFP28の搭載状態が不明（53）	●
8	ax3660sPhysLineTransceiverTemperature {ax3660sPhysLineEntry 6}	Integer32	R/O	交換可能なトランシーバの温度（摂氏）。次の場合は300を応答します。トランシーバの温度が取得不可トランシーバの温度が「-128℃〜128℃」の範囲外	●
9	ax3660sPhysLineTransceiverVoltage {ax3660sPhysLineEntry 7}	Integer32	R/O	交換可能なトランシーバの電圧（V）を100倍した値。例：3.21Vの場合は321 次の場合は-1を応答します。トランシーバの電圧が取得不可トランシーバの電圧が「0.00V〜6.55V」の範囲外	●
10	ax3660sPhysLineLaneTable {ax3660sPhysLine 2}	NOT-ACCESSIBLE	NA	トランシーバのレーン情報テーブル。	●
11	ax3660sPhysLineLaneEntry {ax3660sPhysLineLaneTable 1}	NOT-ACCESSIBLE	NA	レーン情報エントリ。 INDEX { ax3660sChassisIndex, ax3660sPhysLineIndex, ax3660sPhysLineLaneIndex }	●
12	ax3660sPhysLineLaneIndex {ax3660sPhysLineLaneEntry 1}	NOT-ACCESSIBLE	NA	レーン番号の情報（1〜4）。トランシーバの種別がSFP+/SFPの場合^※2は1，QSFP+/QSFP28の場合^※3は1〜4，それ以外の場合は1を応答します。	●
13	ax3660sPhysLineLaneTransceiverTxPower {ax3660sPhysLineLaneEntry 2}	Integer32	R/O	送信光パワー（dBm）を10倍した値。例えば，送信光パワーが-1.0dBmの場合は-10を応答します。次の場合は300を応答します。トランシーバの光パワーが取得できないトランシーバの光パワーが「-40dBm〜+8.2dBm」の範囲外	●
14	ax3660sPhysLineLaneTransceiverRxPower {ax3660sPhysLineLaneEntry 3}	Integer32	R/O	受信光パワー（dBm）を10倍した値。例えば，受信光パワーが-1.0dBmの場合は-10を応答します。次の場合は300を応答します。トランシーバの光パワーが取得できないトランシーバの光パワーが「-40dBm〜+8.2dBm」の範囲外	●
15	ax3660sPhysLineLaneTransceiverTxBias {ax3660sPhysLineLaneEntry 4}	Integer32	R/O	バイアス電流（mA）の値。次の場合は-1を応答します。トランシーバのバイアス電流が取得不可トランシーバのバイアス電流が「0mA〜131mA」の範囲外	●

注※1　SFP-T使用時に表示されます。

注※2　SFP-T，ダイレクトアタッチケーブルを含みます。

注※3　ダイレクトアタッチケーブルを含みます。