line vty
装置へのtelnetおよびSSHによるリモートログインを許可します。また,装置に同時にリモートログインできるユーザ数を制限するためにも使用します。
本設定を行うと,すべてのリモート運用端末からのtelnetおよびSSHによるリモートログインを受け付けるようになります。ログインできる端末を制限する場合は,「コンフィグレーションガイド Vol.1」 「10.1.7 リモート運用端末からのログインを許可するIPアドレスの設定」を参照し,ip access-group,ipv6 access-classや,transport input設定をしてください。
[入力形式]
- 情報の設定
 - 
                  
line vty 0 <number>
 - 情報の削除
 - 
                  
no line vty
 
[入力モード]
(config)
[パラメータ]
- <number>
 - 
                  
ログインできるユーザ数を設定します。
- 
                        
本パラメータ省略時の初期値
省略できません
 - 
                        
値の設定範囲
0〜15(ログインできるユーザ数を1〜16に設定できます)
 
 - 
                        
 
[コマンド省略時の動作]
telnetおよびSSHによるリモートログインを受け付けません。
[通信への影響]
なし
[設定値の反映契機]
設定値変更後,すぐに運用に反映されます。
[注意事項]
- 
                  
本設定を行うと,すべてのリモート運用端末からのtelnetおよびSSHによるリモートログインを受け付けるようになります。ログインできる端末を制限する場合は,「コンフィグレーションガイド Vol.1」 「10.1.7 リモート運用端末からのログインを許可するIPアドレスの設定」を参照し,ip access-group,ipv6 access-classや,transport input設定をしてください。
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同時にログインできるユーザ数を変更しても,すでにログインしているユーザのセッションが切れることはありません。本設定以降にリモートログインするユーザに対して有効となります。
 
[関連コマンド]
transport input
ip access-group
ipv6 access-class