30.3.3 Ring ProtocolとPVST+との併用設定
- [設定のポイント]
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Ring ProtocolとPVST+とを併用する場合は,併用したいVLAN IDをVLANマッピングに設定する必要があります。その際,VLANマッピングに指定するVLAN IDは一つだけです。VLANマッピングに対して,PVST+と併用するVLAN以外のVLAN IDが設定されている場合,そのVLANではPVST+が動作しません。
[コマンドによる設定]
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(config)# axrp vlan-mapping 1 vlan 10
VLANマッピングIDを1として,PVST+と併用するVLAN ID 10を設定します。
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(config)# axrp vlan-mapping 2 vlan 20,30
VLANマッピングIDを2として,Ring Protocolだけで使用するVLAN ID 20および30を設定します。
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(config)# axrp 1
(config-axrp)# vlan-group 1 vlan-mapping 1-2
VLANグループ1に,VLANマッピングID 1および2を設定します。