コンフィグレーションガイド Vol.1


16.2.2 コンフィグレーションコマンド設定例

〈この項の構成〉

(1) スケジュールによる未使用ポートの電力供給OFF

スケジュールによって未使用ポートの電力供給をOFFにする場合のコンフィグレーションコマンドの設定例を次に示します。

[設定のポイント]

未使用ポートの電力供給OFFを設定して,消費電力を低減します。

[コマンドによる設定]

  1. (config)# schedule-power-control shutdown interface gigabitethernet 1/0/1-10

    スケジュール時間帯に電力供給をOFFにするポートを指定します。

  2. (config)# schedule-power-control time-range 1 weekly start-time fri 2000 end-time mon 0800 action enable

    毎週金曜日20時から毎週月曜日8時まで動作するスケジュールを指定します。

  3. (config)# schedule-power-control time-range 2 date start-time 100403 1600 end-time 100403 2000 action disable

    2010年4月3日16時から20時までの時間帯は省電力スケジュールの実行を無効にする指定をします。

(2) LEDの輝度制御機能

通常時間帯とスケジュール時間帯のどちらもLEDの輝度自動調整をする場合のコンフィグレーションコマンドの設定例を次に示します。

[設定のポイント]

スケジュールを設定している場合,通常時間帯とスケジュール時間帯でそれぞれLEDの輝度制御機能を設定します。輝度自動調整の契機として,ポート1/0/1-10とコンソールからのログインを設定します。

[コマンドによる設定]

  1. (config)# system port-led enable

    通常時間帯にLEDの輝度自動調整を設定します。

  2. (config)# schedule-power-control port-led enable

    スケジュール時間帯にLEDの輝度自動調整を設定します。

  3. (config)# system port-led trigger interface gigabitethernet 1/0/1-10

    LEDの輝度自動調整の契機に,ポート1/0/1-10を設定します。

  4. (config)# system port-led trigger console

    LEDの輝度自動調整の契機にコンソールからのログインを設定します。