コンフィグレーションガイド Vol.1


7.5.1 メンバスイッチの障害と復旧

〈この項の構成〉

(1) マスタスイッチ障害時

マスタスイッチに障害が発生した場合の動作について次の図に示します。

図7‒4 マスタスイッチ障害時

[図データ]

マスタスイッチに障害が発生して停止すると,バックアップスイッチが新しいマスタスイッチになって,マスタスイッチ1台のスタックで動作します。このとき,装置MACアドレスは変更しません。

(2) 旧マスタスイッチ復旧時

旧マスタスイッチが障害から復旧した場合の動作について次の図に示します。

図7‒5 旧マスタスイッチ復旧時

[図データ]

旧マスタスイッチが障害から復旧すると,このメンバスイッチはバックアップスイッチになって,メンバスイッチ2台のスタックで動作します。このとき,装置MACアドレスは変更しません。

(3) バックアップスイッチ障害時

バックアップスイッチに障害が発生した場合の動作について次の図に示します。

図7‒6 バックアップスイッチ障害時

[図データ]

バックアップスイッチに障害が発生して停止すると,マスタスイッチ1台のスタックで動作します。このとき,装置MACアドレスは変更しません。

(4) 旧バックアップスイッチ復旧時

旧バックアップスイッチが障害から復旧した場合の動作について次の図に示します。

図7‒7 旧バックアップスイッチ復旧時

[図データ]

旧バックアップスイッチが障害から復旧すると,このメンバスイッチはバックアップスイッチになって,メンバスイッチ2台のスタックで動作します。このとき,装置MACアドレスは変更しません。