6.4.4 コンフィグレーションの追加・変更・削除
- 〈この項の構成〉
 
(1) コンフィグレーションコマンドの入力
コンフィグレーションコマンドを使用して,コンフィグレーションを編集します。また,コンフィグレーションのコマンド単位での削除は,コンフィグレーションコマンドの先頭に「no」を指定することで実現できます。
ただし,機能の抑止を設定するコマンドでは,コンフィグレーションコマンドの先頭に「no」を指定して設定し,機能の抑止を解除する場合は「no」を外したコンフィグレーションコマンドを入力します。
コンフィグレーションの編集例を「図6‒10 コンフィグレーションの編集例」に,機能の抑止および解除の編集例を「図6‒11 機能の抑止および解除の編集例」に示します。
(config)# vlan 100 …1 (config-vlan)# state active …2 (config-vlan)# exit (config)# interface gigabitethernet 1/0/1 …3 (config-if)# switchport mode access …4 (config-if)# switchport access vlan 100 …5 (config-if)# exit (config)# (config)# vlan 100 …6 (config-vlan)# state suspend …7 (config-vlan)# exit (config)# (config)# interface gigabitethernet 1/0/1 …8 (config-if)# no switchport access vlan …9  | 
               
- 
                  
VLAN 100をポートVLANとして設定します。
 - 
                  
VLAN 100を有効にします。
 - 
                  
イーサネットインタフェース1/0/1にモードを遷移します。
 - 
                  
ポート1/0/1にアクセスモードを設定します。
 - 
                  
アクセスVLANに100を設定します。
 - 
                  
VLAN 100にモードを遷移します。
 - 
                  
VLAN 100を有効から無効に変更します。
 - 
                  
イーサネットインタフェース1/0/1にモードを遷移します。
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設定されているアクセスVLANのVLAN ID 100を削除します。
 
(config)# no ip domain lookup …1 (config)# ip domain name router.example.com …2 (config)# ip name-server 192.168.0.1 …3 (config)# ip domain lookup …4  | 
               
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DNSリゾルバ機能を無効にします。
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ドメイン名をrouter.example.comに設定します。
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ネームサーバを192.168.0.1に設定します。
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DNSリゾルバ機能を有効にします。
 
(2) 入力コマンドのチェック
コンフィグレーションコマンドを入力すると,入力されたコンフィグレーションに誤りがないかすぐにチェックされます。エラーがない場合は「図6‒12 正常入力時の出力」に示すようにプロンプトが表示されて,コマンドの入力待ちになります。ランニングコンフィグレーションの編集中の場合は,変更した内容がすぐに運用に使用されます。
エラーがある場合は「図6‒13 異常入力時のエラーメッセージ出力」に示すように,入力したコマンドの行の下にエラーの内容を示したエラーメッセージが表示されます。この場合,入力したコンフィグレーションは反映されないので,入力の誤りを正してから再度入力してください。
(config)# interface gigabitethernet 1/0/1 (config-if)# description TokyoOsaka (config-if)#  | 
               
(config)# interface tengigabitethernet 1/0/1
(config-if)# description
description 
            ^
% Incomplete command at '^' marker
(config-if)# |