運用コマンドレファレンス Vol.1


dump protocols gsrp

GSRPプログラムで採取している詳細イベントトレース情報および制御テーブル情報をファイルへ出力します。

[入力形式]

dump protocols gsrp

[入力モード]

一般ユーザモードおよび装置管理者モード

[パラメータ]

なし

[スタック構成時の運用]

マスタスイッチ以外のメンバスイッチを対象とする場合,remote commandコマンドを使用してください。

remote command {<switch no.> | all} dump protocols gsrp

[実行例]

図35‒15 GSRPダンプ指示実行例
> dump protocols gsrp
 
>

[表示説明]

なし

[通信への影響]

なし

[応答メッセージ]

表35‒14 dump protocols gsrpコマンドの応答メッセージ一覧

メッセージ

内容

Can't execute.

コマンドを実行できません。再実行してください。

Connection failed to GSRP program.

GSRPプログラムとの通信が失敗しました。

コマンドを再実行してください。頻発する場合は,restart gsrpコマンドでGSRPプログラムを再起動してください。

File open error.

ダンプファイルのオープンまたはアクセスができませんでした。

[注意事項]

出力ファイルの格納ディレクトリおよび名称は,次のとおりになります。

格納ディレクトリ:/usr/var/gsrp/

ファイル:gsrp_dump.gz

指定ファイルが存在する場合は無条件に上書きするので,必要ならば,ファイルをあらかじめバックアップしておいてください。