運用コマンドレファレンス Vol.1


restart gsrp

GSRPプログラムを再起動します。

[入力形式]

restart gsrp [-f] [core-file]

[入力モード]

一般ユーザモードおよび装置管理者モード

[パラメータ]

-f

再起動確認メッセージを出力しないで,GSRPプログラムを再起動します。

本パラメータ省略時の動作

確認メッセージを出力します。

core-file

再起動時にコアファイルを出力します。

本パラメータ省略時の動作

コアファイルを出力しません。

すべてのパラメータ省略時の動作

再起動確認メッセージを出力したあと,GSRPプログラムを再起動します。

[スタック構成時の運用]

マスタスイッチ以外のメンバスイッチを対象とする場合,remote commandコマンドを使用してください。

remote command {<switch no.> | all} restart gsrp [-f] [core-file]

[実行例]

図35‒14 GSRP再起動実行例
> restart gsrp
 
gsrp program restart OK? (y/n):y
>
 
> restart gsrp -f
>

[表示説明]

なし

[通信への影響]

GSRPのVLANグループに参加しているVLANにおいてフレーム受信不可となります。

[応答メッセージ]

表35‒13 restart gsrpコマンドの応答メッセージ一覧

メッセージ

内容

Can't execute.

コマンドを実行できません。再実行してください。

GSRP program failed to be restarted.

GSRPプログラムの本コマンドによる再起動に失敗しました。コマンドを再実行してください。

[注意事項]

コアファイルの格納ディレクトリおよび名称は,次のとおりになります。

格納ディレクトリ:/usr/var/core/

コアファイル:gsrpd.core

指定ファイルがすでに存在する場合は無条件に上書きするので,必要ならば,ファイルをあらかじめバックアップしておいてください。