メッセージ・ログレファレンス


2.4.7 20XXXXXX-2aXXXXXX

ここでは,メッセージ識別子の上位2桁が20から2aの運用メッセージを示します。

表2‒10 イベント発生部位SOFTWAREの運用メッセージ(20XXXXXX-)

メッセージ

識別子

イベント

レベル

メッセージテキスト

内容と対応

20110001

E7

stpd aborted

スパニングツリープログラム(STPd)を強制終了しました。

[対応]

スパニングツリープログラムの障害待避情報(/usr/var/core下のファイルstpd.core)およびログ情報,コンフィグレーションを収集してください。収集方法については,「トラブルシューティングガイド」を参照してください。

なお,スパニングツリープログラムは自動的に再起動されます。スパニングツリープログラムが再起動しない場合,または再起動が頻発する場合は装置を再起動してください。

R7

stpd restarted

スパニングツリープログラム(stpd)を再起動しました。このメッセージは,スパニングツリープログラムが自動的に再起動した場合,またはrestart spanning-treeコマンドによって再起動を要求した場合に出力されます。

[対応]

なし。

20120001

E7

LAd aborted

リンクアグリゲーションプログラム(LAd)を強制終了しました。

[対応]

リンクアグリゲーションプログラムの障害待避情報(/usr/var/core下のファイルLAd.core)およびログ情報,コンフィグレーションを収集してください。収集方法については,「トラブルシューティングガイド」を参照してください。

なお,リンクアグリゲーションプログラムは自動的に再起動されます。リンクアグリゲーションプログラムが再起動しない場合,または再起動が頻発する場合は装置を再起動してください。

R7

LAd restarted.

リンクアグリゲーションプログラム(LAd)を再起動しました。

このメッセージは,リンクアグリゲーションプログラムが自動的に再起動した場合,またはrestart link-aggregationコマンドによって再起動を要求した場合に出力されます。

[対応]

なし。

20130001

E7

gsrpd aborted.

GSRPプログラム(gsrpd)を強制終了しました。

[対応]

GSRPプログラムの障害待避情報(/usr/var/core下のファイルgsrpd.core)およびログ情報,コンフィグレーションを収集してください。収集方法については,「トラブルシューティングガイド」を参照してください。

なお,GSRPプログラムは自動的に再起動されます。GSRPプログラムが再起動しない場合,または再起動が頻発する場合は装置を再起動してください。

20130002

R7

gsrpd restarted.

GSRPプログラム(gsrpd)を再起動しました。

このメッセージはGSRPプログラムが自動的に再起動した場合,またはrestart gsrpコマンドによって再起動を要求した場合に出力されます。

[対応]

なし。

20140001

E7

lldpd aborted.

LLDPプログラム(lldpd)を強制終了しました。

[対応]

LLDPプログラムは自動的に再起動します。LLDPプログラムが再起動しない場合,または再起動が頻発する場合は装置を再起動してください。

R7

lldpd restarted.

LLDPプログラム(lldpd)を再起動しました。

このメッセージはLLDPプログラムが自動的に再起動した場合,またはrestart lldpコマンドによって再起動を要求した場合に出力します。

[対応]

なし。

20150001

E7

oadpd aborted.

OADPプログラム(oadpd)を強制終了しました。

[対応]

OADPプログラムは自動的に再起動します。OADPプログラムが再起動しない場合,または再起動が頻発する場合は装置を再起動してください。

R7

oadpd restarted.

OADPプログラム(oadpd)を再起動しました。

このメッセージはOADPプログラムが自動的に再起動した場合,またはrestart oadpコマンドによって再起動を要求した場合に出力します。

[対応]

なし。

20160001

E7

L2MacManager aborted.

L2MAC管理プログラム(L2MacManager)を強制終了しました。

[対応]

L2MAC管理プログラムは自動的に再起動します。L2MAC管理プログラムが再起動しない場合,または再起動が頻発する場合は装置を再起動してください。

R7

L2MacManager restarted.

L2MAC管理プログラム(L2MacManager)を再起動しました。

このメッセージはL2MAC管理プログラムが自動的に再起動した場合,またはrestart vlanコマンドによって再起動を要求した場合に出力されます。

[対応]

なし。

20160002

E4

The MAC-VLAN MAC Address entry can't be registered at hardware tables.

MAC VLANのコンフィグレーションコマンドで設定したMACアドレスがハードウェアに設定できませんでした。

[対応]

収容条件を見直してください。

ただし,ハードウェアの仕様によって収容条件の最大数まで設定できない場合があります。

20170001

E7

axrpd aborted.

Ring Protocolプログラム(axrpd)を強制終了しました。

[対応]

Ring Protocolプログラムの障害待避情報,ログ情報,およびコンフィグレーションを収集してください。収集方法については,「トラブルシューティングガイド」を参照してください。

障害退避情報は以下になります。

 格納ディレクトリ:/usr/var/core/

 ファイル(スタンドアロン):axrpd_rapid.core

 ファイル(スタック):axrpd.core

なお,Ring Protocolプログラムは自動的に再起動されます。Ring Protocolプログラムが再起動しない場合,または再起動が頻発する場合は装置を再起動してください。

R7

axrpd restarted.

Ring Protocolプログラム(axrpd)を再起動しました。このメッセージはRing Protocolプログラムが自動的に再起動した場合,またはrestart axrpコマンドによって再起動を要求した場合に出力されます。

[対応]

なし。

20400001

E7

dot1xd aborted

IEEE802.1Xプログラム(dot1xd)を強制終了しました。

[対応]

IEEE802.1Xプログラムは自動的に再起動します。IEEE802.1Xプログラムが再起動しない場合,または再起動が頻発する場合は装置を再起動してください。

R7

dot1xd restarted.

IEEE802.1Xプログラム(dot1xd)を再起動しました。

このメッセージはIEEE802.1Xプログラムが自動的に再起動した場合,またはrestart dot1xコマンドによって再起動を要求した場合に出力します。

[対応]

なし。

20400003

E4

The 802.1X Supplicant MAC address can't be registered at hardware tables.

IEEE802.1Xで認証に成功した端末のMACアドレスがハードウェアテーブルに設定できませんでした。

[対応]

収容条件を見直してください。

ただし,ハードウェアの仕様によって収容条件の最大数まで設定できない場合があります。

20400004

E4

The 802.1X Supplicant MAC address of MAC VLAN can't be registered at hardware tables.

IEEE802.1XでMAC VLANでの認証に成功した端末のMACアドレスがハードウェアテーブルに設定できませんでした。

[対応]

収容条件を見直してください。

ただし,ハードウェアの仕様によって収容条件の最大数まで設定できない場合があります。

20420001

E7

wad aborted.

Web認証プログラム(wad)を強制終了しました。

[対応]

Web認証プログラムは自動的に再起動します。Web認証プログラムが再起動しない場合,または再起動が頻発する場合は装置を再起動してください。

R7

wad restarted.

Web認証プログラム(wad)を再起動しました。

このメッセージはWeb認証プログラムが自動的に再起動した場合,またはrestart web-authenticationコマンドによって再起動を要求した場合に出力します。

[対応]

認証クライアント側で再度認証作業を行ってください。

20420002

E4

The wad MAC Address entry can't be registered at hardware tables.

Web認証機能で,端末のMACアドレスがハードウェアテーブルに設定できませんでした。

[対応]

収容条件を見直してください。

ただし,ハードウェアの仕様によって収容条件の最大数まで設定できない場合があります。

20420003

E4

The wad MAC Address entry failed in the deletion.

Web認証機能で,登録した端末のMACアドレスがハードウェアテーブルから削除されませんでした。

[対応]

L2MAC管理プログラム(L2MacManager)を再起動してください。

20430001

E7

macauthd aborted.

MAC認証プログラムを強制終了しました。

[対応]

MAC認証プログラムは自動的に再起動します。MAC認証プログラムが再起動しない場合,または再起動が頻発する場合は装置を再起動してください。

R7

macauthd restarted.

MAC認証プログラムを再起動しました。

このメッセージはMAC認証プログラムが自動的に再起動した場合,またはrestart mac-authenticationコマンドによって再起動を要求した場合に出力します。

[対応]

認証クライアント側で再度認証作業を行ってください。

20430002

E4

The macauthd MAC address entry can't be registered at hardware tables.

MAC認証で,端末のMACアドレスがハードウェアテーブルに設定できませんでした。

[対応]

収容条件を見直してください。

ただし,ハードウェアの仕様によって収容条件の最大数まで設定できない場合があります。

20430003

E4

The macauthd MAC address entry failed in the deletion.

MAC認証で,登録した端末のMACアドレスがハードウェアテーブルから削除されませんでした。

[対応]

L2MacManagerを再起動してください。

20700001

E7

efmoamd aborted.

IEEE802.3ah/OAMプログラム(efmoamd)を強制終了しました。

[対応]

IEEE802.3ah/OAMプログラムは自動的に再起動します。IEEE802.3ah/OAMプログラムが再起動しない場合,または再起動が頻発する場合は装置を再起動してください。

R7

efmoamd restarted.

IEEE802.3ah/OAMプログラム(efmoamd)を再起動しました。

このメッセージはIEEE802.3ah/OAMプログラムが自動的に再起動した場合,またはrestart efmoamコマンドによって再起動を要求した場合に出力します。

[対応]

なし。

20800001

E7

l2ldd aborted.

L2ループ検知プログラム(l2ldd)を強制終了しました。

[対応]

L2ループ検知プログラムは自動的に再起動します。L2ループ検知プログラムが再起動しない場合,または再起動が頻発する場合は装置を再起動してください。

R7

l2ldd restarted.

L2ループ検知プログラム(l2ldd)を再起動しました。

このメッセージはL2ループ検知プログラムが自動的に再起動した場合,またはrestart loop-detectionコマンドによって再起動を要求した場合に出力します。

[対応]

なし。

20900001

E7

cfmd aborted.

CFMプログラム(cfmd)を強制終了しました。

[対応]

CFMプログラムの障害待避情報(/usr/var/core下のファイルcfmd.core)およびログ情報,コンフィグレーションを収集してください。

収集方法については,「トラブルシューティングガイド」を参照してください。

なお,CFMプログラムは自動的に再起動します。CFMプログラムが再起動しない場合,または再起動が頻発する場合は装置を再起動してください。

R7

cfmd restarted.

CFMプログラム(cfmd)を再起動しました。

このメッセージはCFMプログラムが自動的に再起動した場合,またはrestart cfmコマンドによって再起動を要求した場合に出力されます。

[対応]

なし。

21000001

E7

snoopd aborted.

IGMP snooping/MLD snoopingプログラム(snoopd)を強制終了しました。

[対応]

IGMP snooping/MLD snoopingプログラムは自動的に再起動します。IGMP snooping/MLD snooping プログラムが再起動しない場合,または再起動が頻発する場合は装置を再起動してください。

R7

snoopd restarted.

IGMP snooping/MLD snoopingプログラム(snoopd)を再起動しました。

このメッセージはIGMP snooping/MLD snoopingプログラムが自動的に再起動した場合,またはrestart snoopingコマンドによって再起動を要求した場合に出力します。

[対応]

なし。

25090003

E3

System changes to the schedule power control because it became schedule time.

スケジュール時間が開始し,スケジュール省電力が有効になりました。

[対応]

なし。

25090004

E3

System changes from the schedule power control because it ended schedule time.

スケジュール時間帯が終了し,スケジュール省電力が無効になりました。

[対応]

なし。

25090005

E3

The schedule power control is enable because it is schedule time.

スケジュール時間帯のため,スケジュール省電力が有効です。

[対応]

なし。

25090006

E3

The schedule power control is disable because it is not schedule time.

通常時間帯のため,スケジュール省電力は無効です。

[対応]

なし。

25090007

E3

The schedule power control is disable because system started by reset switch on schedule time.

スケジュール時間帯ですがシステムがリセットスイッチで起動されたため,スケジュール省電力は無効です。

[対応]

なし。

25090008

E3

The schedule power control continues disable because set power-control-schedule disable executed.

省電力のスケジュール時間になりましたが,set power-control-scheduleコマンドでスケジュール抑止モードに設定されているため,スケジュール省電力無効状態を継続します。

[対応]

なし。

25090009

E3

System changes to the schedule power control by set power-control-schedule command.

set power-control-scheduleコマンドによりスケジュール省電力を開始しました。

[対応]

なし。

2509000a

E3

System changes from the schedule power control by set power-control-schedule command.

set power-control-scheduleコマンドによりスケジュール省電力を終了しました。

[対応]

なし。

2509000b

E3

The schedule power control is disable because set power-control-schedule disable executed.

スケジュール時間ですが,set power-control-scheduleコマンドでスケジュール抑止モードに設定されているため,スケジュール省電力は無効です。

[対応]

なし。

25300000

E7

nimd aborted.

ネットワークインタフェース管理プログラム(nimd)を強制終了しました。

[対応]

ネットワークインタフェース管理プログラムは自動的に再起動します。ネットワークインタフェース管理プログラムが再起動しない場合,または再起動が頻発する場合は装置を再起動してください。

R7

nimd restarted.

ネットワークインタフェース管理プログラム(nimd)を再起動しました。

このメッセージは,ネットワークインタフェース管理プログラムが自動的に再起動した場合,またはrestart vlanコマンドによって再起動を要求した場合に出力されます。

[対応]

なし。

27000001

E7

accountingd aborted.

アカウンティングプログラム(accountingd)を強制終了しました。

[対応]

アカウンティングプログラムの障害待避情報(/usr/var/core下のファイルacctd.core)およびログ情報,コンフィグレーションを収集してください。収集方法については,「トラブルシューティングガイド」を参照してください。なお,アカウンティングプログラムは自動的に再起動されます。アカウンティングプログラムが再起動しない場合,または再起動が頻発する場合は装置を再起動してください。

R7

accountingd restarted.

アカウンティングプログラム(accountingd)を再起動しました。

このメッセージはアカウンティングプログラムが自動的に再起動した場合,またはrestart accountingコマンドによって再起動を要求した場合に出力されます。

[対応]

なし。

27000011

E7

System accounting temporary stopped because accounting event congestion detected.

アカウンティングイベント送信が輻輳したため,ログイン・ログアウト・コマンドのアカウンティングを一時停止しました。

[対応]

show accountingコマンドでエラーが発生しているRADIUSサーバまたはTACACS+サーバがないかを確認してください。エラーが発生しているRADIUSサーバまたはTACACS+サーバのコンフィグレーションの設定を確認してください。また,RADIUSサーバまたはTACACS+サーバ側の設定も正しいことを確認してください。

輻輳状態は次のどれかの契機で回復します。

  1. RADIUSサーバまたはTACACS+サーバとの通信が復旧後,送信待ちアカウンティングイベント数が256まで減少したとき。

    送信待ちアカウンティングイベント数は,show accountingコマンドの表示項目「InQueue」で確認できます。

  2. restart accountingコマンド実行時。

  3. 次に示すアカウンティング関連のコンフィグレーション変更時。

    aaa accounting exec,aaa accounting commands,radius-server関連コマンド,tacacs-server関連コマンド,interface loopbackモードのip address

R7

System accounting recovered from congestion.

アカウンティングイベント送信が輻輳から回復したため,ログイン・ログアウト・コマンドのアカウンティングを再開しました。

[対応]

なし。

27000013

E4

System accounting failed (<number> times).

ログイン・ログアウト・コマンドのアカウンティングが失敗しました。

このメッセージは,アカウンティングが失敗した場合に,間隔をあけて出力されます。なお,1回でも成功した場合や,1時間失敗が起きなかった場合には,失敗回数はクリアされます。

<number> 連続して失敗した回数

[対応]

  1. RADIUSサーバまたはTACACS+のコンフィグレーションが設定されているか確認してください。

  2. RADIUSサーバまたはTACACS+サーバのIPアドレスに誤りがないかコンフィグレーションを確認してください。

  3. RADIUSサーバまたはTACACS+サーバのポート番号に誤りがないかコンフィグレーションを確認してください。

2a001000

E7

httpd aborted.

HTTPプログラム(httpd)を強制終了しました。

[対応]

HTTPプログラムは自動的に再起動します。HTTPプログラムが再起動しない場合,または再起動が頻発する場合は装置を再起動してください。

R7

httpd restarted.

HTTPプログラム(httpd)を再起動しました。このメッセージは,HTTPプログラムが自動的に再起動した場合,またはrestart netconfコマンドによってHTTPプログラムとNETCONFプログラムの再起動を要求した場合に出力されます。

[対応]

なし。