コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.2


ipv6 multicast-routing

IPv6マルチキャスト機能を使用することを指定します。

[入力形式]

情報の設定

ipv6 multicast-routing [vrf <vrf id>]

情報の削除

no ipv6 multicast-routing [vrf <vrf id>]

[入力モード]

(config)

[パラメータ]

vrf <vrf id>【SL-L3A】

対象のVRFを指定します。

  1. 本パラメータ省略時の初期値

    グローバルネットワークに対して指定します。

  2. 値の設定範囲

    パラメータに指定できる値」を参照してください。

[コマンド省略時の動作]

なし

[通信への影響]

なし

[設定値の反映契機]

設定値変更後,すぐに反映されます。

[注意事項]

  1. 本装置でIPv6マルチキャスト機能を使用する場合,本設定は必須です。

  2. 本装置でIPv6マルチキャスト機能を使用する場合,グローバルネットワークまたは該当するVRFに対応するループバックアドレスの設定が必須です。

  3. 本装置でIPv6マルチキャスト機能を使用する場合,本設定のほかにグローバルネットワークまたはVRFごとに,一つ以上のインタフェースでIPv6 PIM(ipv6 pim)の設定が必要です。

[関連コマンド]

interface loopback