コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.2


ipv6 mld source-limit

MLDインタフェース単位で動作できる全グループに対し,属しているソース数の合計の最大数を設定します。

グローバルコンフィグレーションモードで本コマンドを設定した場合,該当VRFまたはグローバルネットワークに属するすべてのMLDインタフェースに適用します。ただし,config-ifモードでMLDインタフェースに本コマンドが設定されている場合は,MLDインタフェースの設定を優先します。

[入力形式]

情報の設定・変更
グローバルコンフィグレーションモードの場合

ipv6 mld [vrf <vrf id>] source-limit <number>

config-ifモードの場合

ipv6 mld source-limit <number>

情報の削除
グローバルコンフィグレーションモードの場合

no ipv6 mld [vrf <vrf id>] source-limit

config-ifモードの場合

no ipv6 mld source-limit

[入力モード]

(config)

(config-if)

VLANインタフェース

[パラメータ]

vrf <vrf id>【SL-L3A】

対象のVRFを指定します。

  1. 本パラメータ省略時の初期値

    グローバルネットワークに対して指定します。

  2. 値の設定範囲

    パラメータに指定できる値」を参照してください。

<number>

インタフェース単位で動作できる全グループに対し属しているソース数の合計の最大数を指定します。

  1. 本パラメータ省略時の初期値

    省略できません

  2. 値の設定範囲

    0〜256

[コマンド省略時の動作]

グループ参加時のソース参加に対し,制限しません。ただし,収容条件に記述している範囲内で運用してください。

[通信への影響]

なし

[設定値の反映契機]

設定値変更後,すぐに反映されます。

[注意事項]

  1. 本機能はコンフィグレーション変更(静的グループ追加およびssm-join設定の追加)によるソース参加に対しては制限しません。ただし,これらのソース参加もソース数としてカウントするため,コンフィグレーション変更によって制限値を超えた場合,ホストからのグループ参加時の新規ソース参加は制限されます。

[関連コマンド]

ipv6 mld router