area default-cost
エリア境界ルータが,スタブエリアまたはNSSAに広告するデフォルトルートのコスト値を指定します。なお,NSSAでは,デフォルトルート広告に使用されるLSAは,コンフィグレーションの設定内容によって異なります。本コマンドは,エリア間経路情報(Type3 LSA)での広告に対して有効です。
[入力形式]
- 情報の設定・変更
-
area <Area-ID> default-cost <Cost>
- 情報の削除
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no area <Area-ID> default-cost
- エリアの削除(authentication,stub,nssa,virtual-link,rangeのすべてを削除します)
-
no area <Area-ID>
[入力モード]
(config-router)
[パラメータ]
- <Area-ID>
-
スタブエリアまたはNSSAのエリアIDを指定します。それ以外のエリアを指定した場合,本コマンドは無効です。
-
本パラメータ省略時の初期値
省略できません
-
値の設定範囲
1〜4294967295(10進数),またはIPv4アドレス(0.0.0.0を除く)を指定します。
-
- <Cost>
-
コスト値を指定します。
-
本パラメータ省略時の初期値
省略できません
-
値の設定範囲
1〜65535(10進数)を指定します。
-
[コマンド省略時の動作]
初期値を1とします。
[通信への影響]
なし
[設定値の反映契機]
設定変更後,すぐに運用に反映されます。
[注意事項]
なし
[関連コマンド]
area nssa
area stub