コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1


track failure-detection-times

障害監視インタフェースの障害発生検証中のVRRPポーリング成功回数を設定します。

[入力形式]

情報の設定・変更

track <track number> failure-detection-times <count>

情報の削除

no track <track number> failure-detection-times

[入力モード]

(config)

[パラメータ]

<track number>

設定を保存するtrack番号を指定します。

  1. 本パラメータ省略時の初期値

    省略できません

  2. 値の設定範囲

    1〜255

<count>

インタフェース障害発生検証中のVRRPポーリング成功回数を指定します。ただし,check-trial-timesの値以下になるようにしてください。本コマンドを指定するtrackには,track interfaceコマンドでip routingオプションを指定する必要があります。

  1. 本パラメータ省略時の初期値

    省略できません

  2. 値の設定範囲

    1〜10

[コマンド省略時の動作]

障害発生検証中のVRRPポーリング成功回数を3回とします。

[通信への影響]

なし

[設定値の反映契機]

設定値変更後,すぐに運用に反映されます。

[注意事項]

  1. 本コマンドによる設定は,track interfaceコマンドでip routingを指定したtrackに対してだけ有効です。

[関連コマンド]

ip address

track interface

track ip route

vrrp ip

vrrp track