コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1


dot1x max-supplicant

認証サブモードを端末認証モードに指定したときの指定インタフェースに接続可能な最大端末数を指定します。本値を超えて端末を接続しようとした場合,認証を行わないで端末接続数を制限できます。

[入力形式]

情報の設定・変更

dot1x max-supplicant <clients>

情報の削除

no dot1x max-supplicant

[入力モード]

(config-if)

イーサネットインタフェース,ポートチャネルインタフェース

[パラメータ]

<clients>

指定インタフェースに接続可能な最大端末数を指定します。

  1. 本パラメータ省略時の初期値

    省略できません

  2. 値の設定範囲

    1〜64

[コマンド省略時の動作]

接続可能な最大端末数は64です。

[通信への影響]

現在指定インタフェースで認証されている端末数よりも小さい値を指定した場合,指定インタフェースで認証されているすべてのSupplicantの認証状態が解除されます。再認証されるまで疎通不可状態になります。

[設定値の反映契機]

設定値変更後,すぐに運用に反映されます。

[注意事項]

  1. すべてのIEEE802.1Xは,dot1x system-auth-controlコマンドを設定することで有効になります。

  2. dot1x port-controlコマンドが設定されていないと本コマンドは有効になりません。

  3. 現在指定インタフェースで認証されている端末数よりも小さい値を指定した場合,指定インタフェースで認証されているすべてのSupplicantの認証状態がいったん解除されます。

[関連コマンド]

dot1x system-auth-control

dot1x port-control