コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1


dot1x max-req

supp-timeout値を超えた際のEAP-Request再送の最大回数を指定します。再送回数が本値を超えた場合,認証失敗と判定します。

[入力形式]

情報の設定・変更

dot1x max-req <count>

情報の削除

no dot1x max-req

[入力モード]

(config-if)

イーサネットインタフェース,ポートチャネルインタフェース

[パラメータ]

<count>

EAP-Request再送の最大回数を指定します。

  1. 本パラメータ省略時の初期値

    省略できません

  2. 値の設定範囲

    1〜10

[コマンド省略時の動作]

EAP-Request再送の最大回数は2回です。

[通信への影響]

なし

[設定値の反映契機]

設定値変更後,すぐに運用に反映されます。

[注意事項]

  1. すべてのIEEE802.1Xは,dot1x system-auth-controlコマンドを設定することで有効になります。

  2. dot1x port-controlコマンドが設定されていないと本コマンドは有効になりません。

[関連コマンド]

dot1x system-auth-control

dot1x timeout supp-timeout

dot1x port-control